映画『プライベート・ライアン』の感想

映画『プライベート・ライアン』の感想

1998 Saving Private Ryan

ぼくと『プライベート・ライアン』

プライベート・ライアンといえば、スティーブン・スピルバーグ監督がアカデミー賞の監督賞を受賞したことで有名だと思います。

ぼくも一応映画ファンのはしくれですから、その話はよく目にしたり耳にしていました。

 

それで何度か「観よう」と思い立ち、何度かDVDを借りたことがあったんです。

 

で、観ないで返す(なんで

 

どうしてそんな無駄なことをしてしまったのかというと、この映画、本編が170分もあるのです。

もちろんそれよりも長い映画なんていくらでもありますが、ぼくとしては映画は120分くらいが丁度良く、150分を超える辺りから観ることに抵抗を感じしまうのです。

 

だって疲れるじゃん?

 

時間も有限だしねー。

とかおっさんみたいなことも思ったり。

 

だから、せっかく借りたのにいざ観ようと思ったとき、かなり気合入れないと観れなかったのです。

そうこうしているうちに返却日が来てしまい……ということを何度か繰り返してしまいました。

 

完全にアホです。

 

まあとにかく、そんな(一方的に)因縁深い映画だったのですが、このたびついに借りて観るに至ったのです。

 

では実際どう感じたか。

 

 

すっごくあっという間だった。

 

もちろん本当に170分観たわけですが、体感的には丁度良いと言った120分くらいに感じたかな?

 

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色濃く長い戦闘シーン

どうして短く感じたかというと、ご存知この映画は第二次世界大戦が舞台の映画です。

具体的には、連合軍によるドイツ占領下のヨーロッパへの侵攻作戦「ノルマンディー上陸作戦」が舞台になっています。

この作戦は200万人以上が参加し、ドイツ軍の必死の抵抗もあり、制圧に多くの犠牲者を出しながら2ヶ月以上も掛かりました。

 

この『プライベート・ライアン』は、その壮絶な戦闘シーンをこれでもかというとほど描写しています。

長く、濃く、リアルに、壮絶に、それでいて淡々と描いているのです。

冒頭、まさに「これが戦争か」と思わせるシーンが、なんと20分も続きます(しかもそれでも一部カットしたらしい)。

 

この20分がとにかくあっという間でした。

それだけ集中してたということですね。

 

その後も「ライアンを探せ」という指令をもとに主人公チームは動くのですが、途中途中でも戦闘があり、最後にもまた長い戦闘シーンが待っています。

 

だから、トータルで何分間の戦闘シーンがあったのでしょう。

もしかしたら1時間分はあるかもしれませんね。

それだけの長い時間を、頭使わず手に汗握りながら観るから、実際より短く感じたのだと思います。

 

一方お話は

ただ、お話は少し味気なく感じました。

一応実際に同じような出来事があったらしく、それをもとに描かれた映画ではあるのですが、本当にオマケって感じですね。

「この出来事を映画化したい!」ではなく「戦争映画を撮るからこの出来事を題材にしよう!」って感じ。

 

その結果が、アカデミー賞の監督賞は取れても作品賞は取れなかった理由なのかなと思いました。

 

でも全体的にはおおむね満足。

ぼく達現代人は当然戦争なんて経験したことありませんから、こういう映画とかでしか現場を知ることはできません。

そういった意味では、『プライベート・ライアン』は特にリアルに描写されていると思いますから、とても大きな意味を持つと思います。

それでも実際はもっと残酷で、悲惨だったりするっていうんですから、本当に恐ろしいものです。

 

戦争なんてなくなるといいですね。