映画『戦場でワルツを』の感想

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2008 Waltz with Bashir

ジャケ借り

この前、ドラマの『ウォーターボーイズ』とアニメの『デビルマン』を借りたとき、アニメコーナーでふと見たことのある絵を見付けました。

『戦場でワルツを』です。

公開当時、結構話題になってたように記憶していて、何度かこの絵を目にしていたことがあったのです。

 

ジャケ借り失敗談

さて、ぼくの映画に対する姿勢をお話しましたが(「映画好きのぼくが映画情報をシャットアウトしている理由」)、今回も例に漏れず、パッケージの裏を見ることもなく、「そういえば話題になってたなー」という興味だけで借りるに至りました。

 

 

 

今回は完全に失敗です。

 

 

というと誤解を生みそうなので、急いで弁明しますが、決して「面白くなかった」とかっていうことではないのです。

そうではなく、ぼくの心構えの問題です。

 

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『戦場でワルツを』という映画の本質

この映画は「レバノン」という中東の国で起こった内戦、通称「レバノン内戦」を描いたアニメーション映画になっています。

ぼくは正直その情報すら得ることなく見たのですが、仮にその情報を踏まえたとしても印象は変わらなかったでしょう。

 

この映画の重要な要素は「戦争」はもちろんのことなんですが、

「ドキュメンタリー(風)」

というところにありました。

 

この映画の内容は、監督のアリ・フォルマンさん自身が経験したことで形成され描かれており、登場人物たちもみな実在する監督の知人らしいのです。

 

物語は、戦争での記憶がすっぽり抜けてしまったという主人公(監督)が、当時一緒に戦争に参加した人にその時の話を聞いて周り、少しずつ当時のことを思い出すという内容になっており、それをアニメーション化したというような感じになっています。

だから「ドキュメンタリー(風)」。

 

ぼくが期待してしまったこと

ただ、ぼくはこのドキュメンタリーという情報を一切得ていなかったので、記憶をなくしたという主人公の姿や、意味ありげに「最近不思議な夢を見るんだ」と話す戦争仲間などを見て

「一体この物語はどういう方向に向かっていくんだろう」

とワクワクしてしまいした。

それは映画として、もといエンタメとして何か物語に意味があるのだろうと期待してしまったのです。

 

ところが、何度も書いてますようにこの映画はドキュメンタリー。

決して映画の物語でいうところの意味なんかはなくて、監督は起こった事実をただ伝えたかった。

その監督の意思を汲み取れず、エンタメとしてワクワクしてしまったぼくは、間違った観方をしてしまったと言っていいでしょう。

どうもすみません。

 

アニメで描くという選択

ただ、だから、新しい試みのようにも感じました。

現実に起こったことで、その悲惨さを伝えたい。

そのときに果たしてアニメーション映画として作るだろうか?というと、そんなに多くはないのではないでしょうか。

 

辛い描写が苦手な人もアニメなのでいくらか見れるだろうし、少しばかりのエンタメ性はなくもなく、一映画としての面白さも随所で出そうとしたのかなと感じました。

 

そして、ラスト。

完全に意表を突かれた鑑賞者は「そうか、これは……」と思い出し、現実に戻ってくることになる。

内容が内容なだけに「ぜひ一度見て確認してみてください!」とは間違っても言えず、オススメすることもできず、でも見てほしいような気持ちもあって、なんだか難しい映画ですね。

 

アニメだけれど現実的。

そんな戦争映画でございました。

 

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PS

今回ばかりは「情報をシャットアウト」の失敗ということで、もう少しだけ情報を得るべきだなーと思い改めました(苦笑)。

文字通りの “ジャケ借り” は危険ですね。

これからは裏も見て、どういう映画くらいかは確認するようにしようと思います。

 

なむ。

 


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