映画ファンなら避けては通れない『メリエスの素晴らしき映画魔術』

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というわけで、簡単に『メリエスの素晴らしき映画魔術』というドキュメンタリー映画について書こうと思います。

 


2011 Le voyage extraordinaire

 

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世界初の映画監督ジョルジュ・メリエス

タイトルの「メリエス」とは、ジョルジュ・メリエス氏のことであり、世界で初めての「職業:映画監督」と位置づけられた、映画界における偉大なお方のことです。

そんな彼が、どんな風にして映画(映像)の世界に興味を持ち、どんな映画を作り、どんな風に生きていったのか、そのことを振り返るような映画になっています。

 

その中でもとりわけ有名な映画として『月世界旅行』という映画があります。

これは世界初のSF映画と言われており、恐らく映画が好きな人であれば、一度くらいは月の目玉にロケット(ミサイル)が突き刺さってる画像を見たことがあるでしょう。

 

これが『月世界旅行』の一コマなのです。

 

ぶっちゃけきもいよね(爆)。

月に顔があるっていう発想がまず変態のそれ。

その目玉にロケット(ミサイル)を食らわせるのも凄い。

 

カラー版『月世界旅行』に迫る

さて、この映画は1902年に公開されたものであり、当然白黒です(ちなみに日本でも1905年に公開されたらしい)。

他のメリエス監督の映画もほとんどが白黒だったわけですが、後からネガに直接色を塗り付けることによって制作されたカラー版もいくつかあったそうです。

 

ただ、メリエス監督は、数々のパクり作品に悩み、パクられすとも同じような手法の映画に、大衆に飽きられてしまいました。

そうして自暴自棄になった彼は、自分の映画のネガをほとんど燃やしてしまったのだそうです。

このあたりのくだりは、このドキュメンタリーでも終えますが、『ヒューゴの不思議な発明』でも語られていますね。

 

だから、もう彼の映画はほとんどこの世にないとされてきました。

 

ところが、1993年にスペインでなんと『月世界旅行』のカラー版が発見されます。

ただ、状態は酷いもので、復元するのに何年も何年も作業を費やすことになります。

更に現代のコンピューター技術などを用い、破損して読み取れなかった箇所を、状態の良い白黒のネガから画像を抽出し、あたかも当時塗られたかのようなカラーを塗り、発見から18年後の2011年、ついにカンヌ国際映画祭にて復元されたカラー版『月世界旅行』が公開されたのでした。

 

その様子を追ったのが、この『メリエスの素晴らしき映画魔術』というドキュメンタリー映画なのですね。

 

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体験価値あり

ドキュメンタリーですから、内容としては今ぼくが書いたようなことがWikipediaとかにも載ってるわけですが、やっぱり映像で見ると違うものです。

数々のメリエスの映画のワンシーンを見ながら、数々のクリエイターが映画を語り、メリエスを語り、現代を語ります。

1900年代初頭の時代の様子もわかるし、メリエスの偉大さ、凄さ、苦悩なども伝わります。

 

確かに情報としてはネットで得られてしまうことだけれど、映画ファンとしては一度鑑賞しておくといいんじゃないかなと思う作品でした。

 

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