エイリアンだけどエイリアンじゃない『プロメテウス』という映画(感想)

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2012 Prometheus

『プロメテウス』を再鑑賞

『エイリアン:コヴェナント』を観るにあたって、『プロメテウス』を再鑑賞しました。

 

「え?繋がりあるの?」

「そもそもエイリアンコヴェナントって『エイリアン』とどういう繋がりがあるの?」

「ってことはプロメテウスもエイリアン繋がりなの?あれ?でも人類の起源がどうたら」

なんて誰でも疑問に思うことでしょう。

 

この辺りの説明をしようとすると、いろいろとまあネタバレになることもあるし、公開当時一生懸命制作側が隠してたことも開示していかなくてはならなくなるんですが……。

 

開示しよっか(はい

 

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「人類はどこから来たのか。」じゃない!

『プロメテウス』。

予告では一生懸命

「人類はどこから来たのか」

みたいなテーマを打ち出していました。

 

前々から監督のリドリー・スコットさんは

「どうやらエイリアンに繋がる映画を作るらしい」

みたいなことを囁かれていて、予告でもエイリアンを髣髴とさせるそれっぽい映像が映ったりしています。

 

 

でも見ていただければわかるとおり、エイリアンがうんたらかんたらという話は一切なく、掲げられてるテーマは

「人類の起源の謎」

という感じが伝わります。

 

だから、誰もがそういう映画だと思って観に行ったのだと思います。

 

もちろんコアなファンは

「きっと何かしらエイリアンに繋がるのだろう」

という期待をしていたと思いますが。

 

しかしながら、この話がつまりもうネタバレなのですが、実際はコアなファンの予想通り、エイリアンに繋がる映画なのです。

全然「人類の起源」じゃないんです。

もちろん映画的にはそういう目的で他の惑星に行くわけですけれども、そこで待ち受けるはとんでもないモンスターだった!みたいな、そういう話なのです(ここでいうモンスターはエイリアンではありません)。

 

リドリー・スコット監督、痛恨のミス

だから、ぼくとしてはコンセプトミスだなーと感じました。

監督の狙いとしては、最後の最後に

「これエイリアンじゃん!うひょー!」

と鑑賞者に驚いてほしかったんだと思います。

でもその結果どうなったかというと、実際の映画の内容とは異なった「人類の起源」という解決されない問題にフォーカスして宣伝することになってしまいました。

 

鑑賞者は肩透かしを食らい、最後のサプライズも

「は?人類の起源じゃなくてただのエイリアン映画だったんじゃん」

と不発に終わる。

 

「きっとエイリアンの映画だ!」

と期待したコアなファンも、結局エイリアン要素はほぼなく、一瞬興奮はするものの全体的には退屈した、という人が多かったのではないでしょうか。

 

だからつまり思うに、エイリアンというビッグネームを隠し玉にしたのがいけなかった。

最初から

「エイリアンに繋がる映画ですよー」

ということを掲げ、素直にエイリアン的な映画にしていればみんな幸せだったのでは?と思うのです。

 

それが

「エイリアンなの?違うの?そうなの?」

というどっちつかずのまま作られ、どっちつかずのまま宣伝され、どっちつかずのまま観ることになる、わりには、その隠し玉が不発に終わる、という残念な結果に。

 

そりゃあ評判も悪いわけだ!というのがぼくの印象。

 

その他の酷評ポイント

あと吹替えの剛力彩芽ちゃんが酷いという話を聞いたので、それも一つ酷評の要因にあるかもしれません。

ちょっとぼくは吹替えで確認はしなかったのでなんとも言えませんが、まあとにかく、芸能人に吹替えはやめてほしいよね。

いや、正確には「上手じゃない芸能人」か。

彩芽ちゃんがどうかはわかりませんが。

 

あとそうそう、登場人物がみんなアホです(爆)。

 

まあアホです。

 

アホばっかです。

 

そのアホさ加減を楽しめる人にとってはいいのですが、許せない人も多いようです。

そこもつっこまれてる要素。

 

一番アホだなーと思ったのは、縦に長いものが倒れてくるのに縦のラインで逃げるシーン。

これは『ジュラシックパーク』のグラント博士とティムが木の上から落ちてくる車から逃げるシーンを見るたびにも思うことなのですが、いいから落ち着いて、大丈夫、横に逃げなさい。

 

こういうシーンを笑い飛ばせるかどうかが、この映画を楽しめるかどうかということに繋がると思っています。

いかんせん映画が映画なだけに皆さんシリアスに見ちゃうので、結構こういうシーンも真面目に見てしまう傾向にあると思うんですが、コメディだと思えればこういうのも面白いもんですよ。

 

『ワールド・ウォーZ』っていうブラピが出てるゾンビ映画も同じような感じですね。

あれはコメディとして観ると最高なんだが、みんなシリアスに見ちゃいがち。

 

んー。

 

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まとめ

まとめますと、はっきり言いましょう、『プロメテウス』はエイリアンに繋がる映画です。

なのにエイリアン要素がとっても少ない映画です。

 

「んーちょっと微妙そうだなー」

と思う人も多いと思うんですが、でもこれを観ないとがっつりエイリアンに繋がる『エイリアン:コヴェナント』が全く理解できません。

なんなら観てもよくわからん(爆)。

それくらいこのシリーズって結構謎が多くて、考える部分が多いです。

だから少しでも情報を足すためにも、このプロメテウスを観なくてはならないのだ。

 

思い返してみても、やっぱりよくわかんないんですよねー。

なんであのイカがエンジニアにあれでこれでこうなって、出てきたのがああいう造形なのにコヴェナントでは普通にそうなってこうなって、なんでじゃあプロメテウスで出てきたヘビみたいなのにはならなくて、そもそも目から出てきた蛆虫みたいなのは何で、どうして狂人化したやつがいたのかっていうのもねー、謎。

そもそも何あのイカ、人間とのハーフ?

 

プロメテウスは二度目の鑑賞でしたが、謎は深まるばかりである。

 


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