『ミッション: 8ミニッツ』で考える、設定とお話の内容について

この記事は2分で読めます

今日は『ミッション: 8ミニッツ』という映画を観ました。

もう何年も前に、レンタルショップで見かけて「面白そう!」とは思っていたのですが、なんだかんだ一度も観ていなかった映画です。

やっと観るに至りました。

 

『ミッション: 8ミニッツ』の内容

どんな内容かというと、事件に巻き込まれて亡くなった人の記憶(8分間)の中に入り、事件を解決しろ!というもの。

もう少し具体的にいうと、ある爆破テロが起こり、そこで犠牲者が出ます。

 

その犠牲者の爆破前8分間の記憶に入り、犯人を捜すんだ!っていう内容ですね。

 

で、失敗するたびに爆発が起こって、記憶の中の主人公はしにます。

そうしたらまた記憶に入って、また別の捜査をする、という繰り返しを行って、犯人を捜すというのが目的です。

 

スポンサーリンク

ユニークな設定なんだけれど……

ぶっちゃけかなり無理がある内容ではありました。

というのも、その犠牲者の最後の8分間の記憶の中に犯人がいる保障はない、というか、いない可能性の方が圧倒的に高いのに、

「任務なんだから黙って捜せ」

というのは中々酷です。

失敗するたびに8分が経ち、爆破して、主人公は記憶の中でしぬわけですからね、かわいそう。

 

そもそも、犠牲者が認知していない人の人格も形成されているのはどういう原理なんだろう?と、映画好きの端くれとしては思ったりします。

例えば、現場周りにいた人がどういう行動を取っていたかとか、名前は何とか、電話の相手は誰とか、およそ犠牲者には知りえない情報が山ほど詰まっているのです。

『マイノリティ・リポート』もびっくりの犯罪抑止社会です。

 

お話は○

けれども、お話自体は良かったです。

誰が犯人なんだ?という緊迫・緊張感もあるし、記憶の中の登場人物への情も芽生えたりして、ユニークな設定ならではのお話に感じてとても良かったです。

だから、ちょっと原理としてはよくわからない、流石に無理があるかな?とは思いつつも、内容が良ければ映画と割り切って結局楽しんでしまうのでした。

 

スポンサーリンク

設定○、お話×のパターン

ところで、反対に、設定は完璧なのに内容が悪いとつまらないこともよくありますね。

『アップサイドダウン 重力の恋人』という映画なんかは、設定が凄くユニークで面白いのに、内容が凄く微妙で残念でしたねー(しかも設定も完璧ではない)。

『TIME/タイム』とかも個人的にはそんな映画。

 

そう考えると、よく漫画家の方なんかが

「絵よりお話作りを頑張りなさい」

なんて助言していますが、これは本当にそう思います。

そして、特に若い人ほど奇をてらった設定にしようとする人が多いように思うのですが、設定を凝るより話の内容をよくよく凝るべきでしょう。

設定だけがお話作りではないですからね。

 

ともすると、作曲とかも同じなのかしら。

つまり

「演奏技術ばかり高めるんじゃない、作曲技術を高めるんだ!」

ということになると思うんですが、なるほど、確かにそうだ。

漫画と音楽は似通っている。

 

映画も。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

スポンサーリンク

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

プロフィール

ここはゆきちのブログです。

ぼくのことが気になる人はこちらから

ゆきちのこと

 

趣味で音楽もやっています。

YouTubeチャンネルはこちらから。

YouTubeチャンネル

 

つぶやいてもいます。

こちらから。

Twitter

2002年1月
    1月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031