『マネー・ショート 華麗なる大逆転』の感想(予告への大苦言)

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2015 The Big Short

予告への大苦言

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』観ました。

メンツ的にはとても魅力的、でも内容面で満足できる自信がなかったので、映画館での鑑賞を見送り、レンタルで観た次第であります。

 

しかし酷いな、予告。

まずはとにかく見ていただきたい。

 

 

 

うんうん。

 

 

ふむふむ。

 

 

 

なるほど。

 

 

さあどんな印象を受けました?

 

 

メタル系鬼才トレーダーのクリスチャン・ベール

怒れるトレーダーのスティーブ・カレル

反逆のトレーダーなライアン・ゴズリング

伝説のトレーダーなブラッド・ピット

の4人が協力して、華麗に大逆転する爽快痛快エンターテイメントな映画を思わされませんか?

 

実際、何度かぼくもこの予告を(映画上映の予告などで)見かけたことがありましたが、そんな内容の映画だと思っていました。

 

ところがどっこい、全然違う。

 

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予告と内容が全く違う

まずそもそも4人は会話をしない。

いや、スティーブ・カレルとライアン・ゴズリングは接点あるか。

でもクリスチャン・ベールとブラッド・ピットは全然絡みがない。

各々が思ったとおりに行動しているというだけであって、つまり予告0:50辺りからの編集はとても精巧に、そして巧妙に編集されており、あたかも4人で作戦を立てているかのように思わせられるけど、実は全くそんなシーンはない。

 

作戦どころか、話さない。

 

どころか、そもそも会わないんだから。

スティーブ・カレルが「もはや詐欺だ」って言ってるけど、いやこの予告が詐欺だよ。

 

「不正を見破れ」

「常識を疑え」

これは何?予告を見ているぼくらに言ってるの?

 

まあ予告への苦言はこれくらいにして、一旦落ち着きましょうか(お前がな

 

実際抱いた内容の印象

というわけで、痛快爽快エンタメムービーではないというこの『マネー・ショート』。

むしろ、リーマンショックが題材であり、多くの人が不幸になったことなので、映画の内容としては全く「華麗なる大逆転」は描いておりません(なんならヒントとしてちゃんとブラッド・ピットが劇中で言及してくれます)。

 

そういう逆転劇を見る映画ではなく、常識を疑うこと。

いかに大衆が、考えているようで、実は深く考えられていないかということ。

変化は(本当に)訪れること。

そういうようなことに気付かされる映画だと思います。

 

劇中でも、上の4人を含めた何人かは、いろいろな人にバカにされ、非難を浴びたりします。

それを見てる鑑賞者は「今に痛い目を見るのはお前らだぞ」などと思うわけですが、でも実際の生活ではどうかといえば、大半の人はその「バカにしてる側」なのです。

 

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大衆のぼくらは

常識を信じており、変化を望まない。

だから、何か変化が起こる予感がすると、無意識のうちにその情報をシャットアウトしようとする。

そして、このままでいいんだと安心したがる。

 

もちろんそれはぼくも同様です。

 

でも、変わるときは変わるんだ、と。

今まで良しとされてきたことが、悪くなったりすることもある。

逆に悪いとされてきたことが、実は良かったと言われたりすることもある。

 

 

そういった意味では、基本的には先の4人の動向を見ていく映画ではありますが、それだけでなく、大衆のあり方も非常に重要な映画だと思いました。

ひっくるめて、あの時アメリカで何が起こったのか、ということなんですね。

 

確かに4人は結果的に「勝ち」ということになりましたが、少しも勝ち誇ったりしないし、決して「ざまあwww」みたいなことも言いません。

ぼくも、はじめこそサブタイトルの「華麗なる大逆転」を期待してしまいましたが、そうではなかったんですね。

そこを期待すると、めちゃくちゃ後味の悪い映画になります。

 

お気を付けて。

 


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