『シェイプ・オブ・ウォーター』は誰でも観れる?(映画感想)

『シェイプ・オブ・ウォーター』は誰でも観れる?(映画感想)

アカデミー賞の作品賞を含む4つの賞を取った直後に観に行くととんでもないミーハーに思われるかもしれないなーなどということをいくばくか懸念として思い描きながらも、うん、否定はせぬよ、と誰にも聞こえぬよう心の中で開き直りながら『シェイプ・オブ・ウォーター』観に行きました。

いろいろ深い話もあると思うのですが、今回はぼくの率直な感想を書こうと思います。

御緩りと。

 

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アカデミー賞なのに簡単

まず、ぼくの印象として、アカデミー賞の作品賞に絡む映画というのは、多くの場合、内容が難しかったり、ただひたすらド真面目だと認識しています。

そうではない場合ももちろんあるけど、やっぱり多い。

だから『シェイプ・オブ・ウォーター』もさぞ難しい映画なんだろうなーと思って、そういう心積もりで観に行ったのですが、開けてびっくり、意外とそうではなかった。

 

いや、きっと難しい解釈とかはいくらでもできる映画なんだけれど、わりと深く考え込まなくてもしっかり映画として楽しめる面があるなーと感じたのです。

 

誤解を恐れず言うならば、前にも何度か書いているけれど、難しい映画というのは普段映画を観ない人なんかには「つまらない」と言われがちです。

抽象絵画を見て「意味わからん」と言うのと一緒ですね(ぼくもわかりません)。

けれども『シェイプ・オブ・ウォーター』はそういう人にも純粋に楽しめる映画でもあると感じたのです。

 

難しくありながら、簡単でもある。

いろいろな見方ができて、多くの人に楽しめる映画。

 

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ジャンルが多彩

懸念があるとすれば、ジャンルとして、グロテスクなものが苦手な人や露骨なエロに抵抗感がある人にはオススメできないし、半漁人は決してカワイイ顔しているわけではございませんから、ちょっとキモイモンスターとかが苦手な人も見ていられないかも。

まあそのキモイモンスターとお近付きになるところに意味があるわけなのですが、ここでは置いておきましょう。

 

反対に、シリアスでもありながらコミカルでもあったり、サスペンスでもありながらアクション的でもある。

ミュージカルの要素もあれば恋愛要素もあるし、ファンタジーでもありながらクラシカルでもある。

という感じで、一体どんだけ詰め込んでるんだ!というくらい、いろいろなジャンルの要素がぶっ込まれています。

 

しかしそれでいて違和感がない。

後から振り返ってみるとそれにしても盛り沢山だったな、と気付く感じ。

 

こういう映画は中々ないと思いますので、ぜひ敬遠している人なんかは思い切って観に行ってほしいと思います。

 

ちなみにぼく個人の好みとしては、まあまあ好き。

「まあまあ好き」な映画をオススメするのもどうかと思いますが、好みの違いはもちろんありますから、完成度の高さと敷居の低さを考えれば全然オススメできると言えるでしょう。

 

ぼくもまあ完成度高ければなんでもいいというわけではありませんからね。

あとは好みの問題。