『バットマン アーカム・シティ』をやり終えて最近のゲームの印象が変わった(感想)
2020/11/01
かねてからご紹介しておりました『バットマン:リターン・トゥ・アーカム』に収録されている2本目のゲーム
『バットマン アーカム・シティ』
をクリアしましたので、簡単に感想を書こうと思います。
あのですね
すっごく面白かったです!
すっごくが付く。
すっごく面白かったです!(聞いた
と言いますのも、1本目にあたる『バットマン アーカム・アサイラム』は、前にも書きましたが1本道感がちょっと退屈に感じていたんですね。
それはつまり簡単に言えば脇道感がなくて、冒険的ではないと言いますか、探検的ではないと言いますか。
せっかくゲームをしているのに、どちらかというとお話をただ追っているだけという印象が強かったのです。
でも今回、続編にあたる『~シティ』はオープンワールドになっています。
アーカム・シティという空間を自由に飛び回ることができる。
かつサブミッションなるものも豊富で、このサブミッションも前作とは違いやり応えがある。
というのも、そっちはそっちでのヴィラン(敵)がたくさん出てくるからです。
普通にストーリーを追っているだけでは出会わない、例えばベインとか、『スーサイド・スクワッド』でウィル・スミスが演じたデッド・ショットとかが出てくるのです。
これはもう……やるでしょ?
そうではなくてもストーリーだけでもたくさんのヴィランが出てきますから、多分ストーリーだけでも十分面白いんですよね。
あのヴィランも出てくるし、あのヴィランも出てくる(ネタバレ規制)。
いや、バラさなすぎもあれなんで、1つワクワクする感じを言いますと、ティム・バートン映画『バットマン』で出てきたジョーカーと『バットマン リターンズ』で出てきたペンギンが対立してるんですよ。
もちろんそこに『スーサイド~』にも出てたハーレー・クィンも絡んでいますし、冒頭で出てくるはお馴染みのキャットウーマン。
しかもこのキャットウーマンは使用できます。
でもトゥーフェイスに捕まっちゃうんだなー。
という感じであんなキャラやこんなキャラがとにかくたくさん出てきて、バットマンが好きだけど映画でしかバットマンに馴染みがないという日本人にとっては、これほど興奮するシチュエーションはないだろうと言い切れる内容でした。
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もちろん、ただたくさんのヴィランが出てくれば面白いというわけではない。
お話もしっかりしていなくてはなりません。
しかしその点も大丈夫。
1作目の『~アサイラム』をはるかに凌ぐクオリティでした。
とにかく緊迫感が凄い。
アーカム・シティという空間で囚人達が暴れ回る。
そこにはそれぞれの思惑があって、その思惑が交差していて、たくさんの問題が発生します。
それをバットマンが単身、いや、時にはキャットウーマンや後継者の力を借りて、問題を解決していくのです。
そしてバットマン自身の命の危機にも合う。
『~アサイラム』の感想を書いたときに、
「そのまま映画にできる」
という話についても言及しましたが、なるほど、『~シティ』をやった後だと確かにそういう気にもなってくる。
それくらい『~シティ』の内容は興奮ものでした。
もちろんそれでも「そのまま映画」という風にはできないと思いますが、少し映画用として脚本を練り直せばすぐに映画化できる印象は確かに受けました。
とっても面白かったです。
最期のシーンはなんかはちょっと物悲しい感じで、まさかこんな終わり方だとは思わなかったなーと思いました。
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ところで、これは『~シティ』としての話ではないのですが、この『~シティ』を通して、少し最近のゲームに対する印象が変わりました。
というのも、いろいろなゲームのPVを見るのですが、どれもこれも同じようなゲームばかりで、どれを選んでいいかわからないなーと常々感じていたのです。
どれも同じようならどれをやっても同じじゃないか!って思ってたんですね。
でも今回『~シティ』をやってみてその印象が変わりました。
このゲームシステムをもってして、じゃあこれが「スパイダーマン」だったらどうだろうか、と。
ちょうどPS4でスパイダーマンのゲームが出る?出た?と思うのですが、同じようなオープンワールドでサブミッションがある感じだったら、確かに楽しめそうだ!と思ったのです。
それは『アンチャーテッド』もそうだし『アサシン クリード』とかもそう。
もしそれらが『バットマン アーカム・アサイラム』と同じような1本道ゲームだったらちょっと面白味を感じないと思うのですが、体験版をやってみた感じ、実際そういうゲームだと感じたのです。。
けれども、『~シティ』的であるならばウェルカムです。
自由性をもってしてのあのヴィジュアルだったら全然いいなーと。
……。
ちょっとまだピンと来ない人もいると思うので、もう少しぼくのゲーム観をお話しましょう。
ぼくはスーパーファミコン世代なので、あの、ゲームそれぞれに個性があった時代が好きなのです。
パッと見て全部違うゲームに見えて、それぞれが独自の世界観を持っていたあの頃。
『スーパーメトロイド』『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』『FAINAL FANTASYシリーズ』『スーパードンキーコング』『聖剣伝説シリーズ』『アクトレイザー』『スーパーマリオRPG』『ロックマンXシリーズ』などなど。
そのどれを思い描いてみても、違うゲーム性があって、それぞれの世界観があるものでした。
一方、最近のゲームはキャラが違うだけでゲームとしての見せ方はなんにも変わらないじゃないか、つまんないなー、と正直やる前から思っていたわけです。
でも実際やってみたら楽しかったし、自由性やお話の部分でそれぞれが個性を発揮しているのであれば、それはそれでいいなーと思ったのです。
確かにゲームとしての見た目は同じようなものばかりだけれども、やってみたらやっぱり違うんだろうなーと。
それを今回『バットマン アーカム・シティ』というゲームをやり終えて感じたのでした。
更に続編の『バットマン アーカム・ビギンズ』はPS4でできないのかな?
やってみたいなー。
と思って調べてみたら、お話的には『~アサイラム』より前なのか。
wikiの内容も極端に薄いし、あんまり人気ないのかな?
むしろお話としての続きはPS4ソフトの『バットマン アーカム・ナイト』なんですね。
どうしようかなービギンズ飛ばして買っちゃおうかなー。
完