『ドクター・スリープ』ってこんな映画

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というわけで観てきましたー『ドクター・スリープ』。

連投なので、まだ1個前の記事を読んでない人は、『シャイニング』について少し書いてるので、そっちから読んでください。

 

前の記事の疑問のことから入りますと、映画の『ドクター・スリープ』はあくまでも映画の『シャイニング』の続編、という印象を受けました。

小説をそのまま映画化したのではなく、小説を基にしながら、あくまでも映画の続編を作った、みたいな感じですかね。

 

だから、映画のシャイニングさえ観てればこれもちゃんと観れる、という内容です。

映画のシャイニングが原作と違い過ぎるのに、その続編の方は原作に忠実だったら、内容がしっちゃかめっちゃかになってしまいますからね。

 

いや、これ伝わってるのかな。

ちゃんと一から説明しましょう。

 

まず『シャイニング』っていう小説があります。

著者は『スタンド・バイ・ミー』やら『キャリー』やら『IT』やらの原作者として知られるスティーヴン・キングさんです。

 

それを映画化したのが映画『シャイニング』です。

監督はスタンリー・キューブリックさんで、根強いファンが滅茶苦茶多い監督さんです。

僕は実はあんまり得意な監督さんではないのですが、演出が独特で、それが大好きである、という人がいるのには納得しています。

 

どうして僕がキューブリックさんが苦手なのかというと、結構意味わからない演出が多いからです。

まあ多い。

とにかく多い。

原作のあるものを映画化するときなんかも、全然説明しないで映像だけで繋いだりするので、原作を知らない人は置いていかれるのです。

その際たるものが『2001年宇宙の旅』なんだけれど、それについては気が向いたらそのうち。

 

で、その『シャイニング』に関しても、まあ意味のわからない演出が多いんですよね。

相変わらず言葉での説明もほとんどないので、結局観てる人の解釈に委ねられるわけです。

にしたって説明がなさ過ぎる。

 

で、それだけだったらいいのですが、なんでもこの『シャイニング』、かなり原作と内容が違うらしいのです。

僕は原作を読んでいないのでウィキペディア調べになるんですが、それを読む限りでは確かにかなり違います。

だから、原作者のスティーヴン・キングさんは全然納得していない映画らしいです。

 

そういう原作者に認められていない映画なんだけれども、世間一般的には高評価を受けます。

当時から受けてたかは知りませんが、少なくとも今はホラー映画の古典として、そして芸術作品として語り継がれてます。

 

そんなようなことがありながらも、スティーヴン・キングさんは、あくまでも自分で書いた小説の『シャイニング』の続編となる『ドクター・スリープ』を書きました。

当然、小説の続編小説なので、映画の『シャイニング』とは一切関係ありません。

もしかしたらキングさん自身は、あれをなかったことにしたいのかもしれません。

 

で、その『ドクター・スリープ』の映画が今回公開されたわけですが、さて、この映画、小説の『ドクター・スリープ』を純粋に映画化したものなのか、それとも原作と違い過ぎる映画『シャイニング』の続編映画なのか、というところで、僕は人知れず疑問を抱いていたわけです。

タイトルが小説そのまま『ドクター・スリープ』とは言え、多分映画の『シャイニング』も無視はできないだろう。

かと言って、それで内容的に小説との整合性が取れるものなのか?という辺りが、個人的に注目ポイントだったわけです。

 

で、実際に観てみて、更にいろいろ調べてみた結果、前半はかなり小説に忠実であることがわかり、後半はほぼ小説を無視して、映画の続編としてのストーリーを組み立てたようでした。

というのが冒頭の話です。

やっと辿り着きました、長かったですね、お久しぶりです。

 

ただまあそうなると、これは非常に面倒臭い。

というのも、映画の評価として非常に面倒臭い。

というのも、要素としては「小説のシャイニング」「その続編の小説のドクター・スリープ」「内容の違う映画のシャイニング」という3つの要素を組み合わせたものになります。

僕は一映画として楽しめたんだけれど、これは多分、小説ファンからすると微妙なんだろうし、映画のキューブリックファンからしても物足りないんじゃないかな。

いや、確かにオマージュシーンは多いし、ワクワクっとする場面もふんだんに盛り込まれてるんだけれど、キューブリック要素は後半の数十分程度ですからね。

そういった意味では好き嫌いがはっきりしそうな映画かもしれません。

 

そして映画も小説も詳しくない人には、なんのこっちゃわからない。

あんまり売れてないようですが、もしかしてそういった理由があるのかもしれませんね、わかんないけど。

 

小説ちゃんと読んでみようかなー。

 

でも今『十二国記』も気になってるんですよね。

 

時間が足りません。

 

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