ゲーム実況始めてみた
2020/06/13
こんにちは。
最近、ゲーム実況というものを始めてみました。
と言っても、ゲーム実況者になって人気者になってやるぜ!フー!みたいな気持ちは全くなくて、僕が目的としていることは
「自分がゲームをしている様子を残したい」
ということです。
とだけ言うと全く意味がわからないと思いますので、少し説明させていただこうと思います。
そもそもとして、僕は思い出野郎なのです。
あれやこれやと自分が経験した何かを形に残しておきたいタイプで、写真もいっぱい撮るんだし、なんなら本当はビデオカメラを一日中回していたい。
いや、ビデオカメラ一日中は流石に言い過ぎましたが、いずれにせよ、自分が何かを経験している姿、あるいは気持ち、ひいては思い出を何かしらの形で残しておきたいと考えるタイプなのです。
で、先日『UNDERTALE』という大変人気のあるゲームをプレイしたのですが、これがまた一体どうして、滅茶苦茶感動する良いゲームでした。
例に漏れず僕も涙を流した口なのですが、その気持ちをもう一回体験したいなーと、要するに「あの感動をもう一度!」と思いまして、いろいろなゲーム実況者様の『UNDERTALE』実況を見させていただきました。
そして、僕が見た限りの実況者様は全員泣いていた(!)のですが、それを見て思ったのです。
「ああ、自分も動画として残しておきたかったな」と。
そんな客観的な思い出を残しておきたかったのです。
なんなら他の人の感動してる姿を見過ぎて、自分にとっての感動を忘れてしまいかけているのです。
確かに泣いたと思ったが、はて、どんなような様子で泣いたんだっけ?と。
それで思ったのです。
新しくゲームをするときは「ゲーム実況」というていで動画を残そう!と。
誰かを楽しませるとかってことは全然考えていなくて、あくまでも自分の為に残す動画です。
もちろん公開する以上は、ある程度は「実況者」という形を取ってはいますが、評価とか人気とか、あるいは登録者数みたいなのは一切気にしない自己満足動画です。
というか、いっそ実況者というスタイルすら取っ払っちまおうか?とすら思っています。
それくらいに視聴者を置き去りにする勢いなので、当然ここでそれを紹介するつもりもございません。
だって、心底誰かに見てほしいわけではないのだから。
「そんなの公開するなよ!」
と思われるかもしれませんが、それも考えました。
つまり、自分の中で思い出としてHDDにでも保存しておけば満足だろうに、と。
でもね、あってもいいだろうと思ったんですよね。
自己満足的な誰も価値を感じないような動画がそこらへんに転がっててもいいだろうと。
で、まかり間違って誰かが見てしまったときにどう思われるかっていうその反応を見るのも面白いな、と思ったのです。
大半は「何これ、つまんな」ってすぐ消すと思うんですが、もしかしたら誰かの琴線に触れるかもしれない。
そしたらその段階でその人にとっては価値あるものです。
その「価値」とされるものは、きっとこちら側で決めるものではないだろうと思うのです。
もしかしたら僕が自己満足的にボソボソ喋るくらいのゲームプレイ動画が「丁度いい」と感じる人もいるかもしれない。
あんまり喋り過ぎられるのは好きじゃない、でもただの無言プレイも見ていてつまらない、みたいな層がいるかもしれない。
その可能性も0ではないのなら、そしてどうせ公開することに少しの抵抗も感じられないのであるならば、動画を公開する意味もあるであろうという風に思い至ったのでした。
そこから先はご覧になられた方が決めることですからね。
つまらないならもちろんさっさと他に行ってもらえばいいんだし。
そんなメンタリティのゲーム実況。
他にもそんな人がいるのだろうか。
いないだろうな。
完