『ハリー・ポッターと賢者の石』を観て思ったことと思い出したこと

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最近『ハリー・ポッターと賢者の石』の映画を観ました。

ずっと前にも観ていて、もう何度目かの鑑賞だったのですが、今回、今までには感じなかったあることを感じました。

 

 

これ尺足りてないんじゃないか?

 

 

確かに上映時間は152分と、かなり長めになっている。

中には200分を軽々越えてくる映画もあるので、まあどれくらいの時間になれば長いと言えるかは人それぞれの感性によるだろうけれど、僕はもう120分、つまり2時間を越えたてきたら「あーちょっと長いなー」と思ってしまうようになってしまいました。

尻が痛い。

150分、つまり2時間半を越えてくると、観るのにかなり気合を要します。

 

そんな気合を要するほどの長さにも関わらず、多分本当はもっともっと長い物語なんだろうな、と不思議と感じたわけです。

どこでそう感じたかを口で説明するのは難しいんだけれど、なんとなーくシーンが飛び飛びになっている感じもしたし、ハリー、ロン、ハーマイオニーの友情に関しても、なんだか少し薄っぺらいように感じました。

映画の演出による違和感の可能性もあるけれど、なんとなく体感としては「長い物語を部分的に切り取って映像化した」という雰囲気を感じたのです。

まだまだもっと何かありそうな予感。

 

さて、その予感が仮に間違っていなかったとしたら、152分使ってもあの辞典のように分厚い小説を表現しきるのは難しかった、ということになると思うんですけれど、僕小学6年生のときこの『~賢者の石』を劇でやったんですよ。

学芸会なるものでやったんですよ。

流石に何分くらいで劇ったかまでは覚えてないんですが、まあどんなに長くてもせいぜい60分ってところではないでしょうか。

 

一流のスタッフ達が結集してね、152分にどうにかこうにか収めた長い長い物語をね、素人の先生方が脚本書いてね、演じるのが小学6年生でね、まともなものになるわけがないんですよねー。

ちなみに僕はロン・ウィーズリー役だったんですが、終盤チェスをやるシーンあるじゃないですか。

映画だとあそこで「うわー!」って言って気絶するわけですけれど、どう頑張っても小学校の学芸会レベルではそのセットを用意できないわけです。

それで先生方は頭を悩ませましたよ。

頭を悩ませた結果出した解決策が

 

「オバケやガイコツなどのモンスターを登場させます!」

 

 

当時はあまり深く考えていませんでしたが、今振り返るとだいぶ思い切ったなと思います。

そしてそのモンスターを10体くらい用意して、子供達が演じるわけです。

きっと余った生徒分に配役を用意した面もあるかと思いますが、とにもかくにも、あーだのうーだの言いながら余りものモンスター達が僕に襲い掛かってくるわけですよ。

それを一生懸命退治して、僕はどこかに怪我をして、倒れます。

 

なるほど、ここでリタイアするわけだな?

 

そして傷付いた僕は、ハリーとハーマイオニーに言うのです。

 

「僕はもうダメだ、先に行ってくれ!」

 

ああ人生で一度は言ってみたい言葉、僕は小学6年生の時に言っていたのだった。

そしてそれを聞いたハリーは言うのです。

 

「わかった!」

 

ウソ?

軽くない?

ハリー軽くない?

やっぱり60分の友情なんてそんなもん?

 

そうして僕はハリーとハーマイオニーに抱えられながらステージ脇に置いていかれて、二人は謎に頷き合い先に進むのでした。

 

え?これどこに置いてかれたの?

 

一応オリジナルストーリーとは言えモンスターが10体とか出てきたところに置いていかれたんだけど大丈夫なの?(大丈夫でした(にっこり))

 

そうしてクライマックスですね。

本編では黒幕の後頭部に例の顔が出てくるわけですが、これも再現できませんよね。

さあ先生方はまた頭を悩めます。

 

うーん。

 

うーん。

 

そうだ!

 

二人を列にして立たせよう!

 

 

何これ影分身?

 

当然劇中に「本当は後頭部に顔がある設定なんですよー」なんて説明するわけもないですから、僕達演じてる生徒も何が行われてるのか多分誰も理解してなかったと思うんですけど、一番ちんぷんかんぷんだったのは見ていたご家族の皆さんです。

何やら子供達は一生懸命にやっているけれど、あれは一体全体何をしているのか。

あそこでは一体何が行われているのだろうか。

 

友達のお母様は言ったそうです。

「意味がわからなかった」

 

でしょうな。

 

さて、最後は「例のあの人」が霊体(?)になってハリーを突き抜けてハリーは気絶するわけですが、それも再現できませんから、急にハリーが倒れ込む形になります(ドタッ)。

急に倒れたハリーはベッドで起き、僕とハーマイオニーが近付いていて「会いたかったよ!」「無事だったのね!」などと声を掛ける。

校長のありがたい言葉などは一切ないまま、ここで最後のナレーションが入ります。

 

「こうしてハリー達は、なんたらかんたら……」

 

いや、「こうして」のこうしてがわからないんだけど

 

そんな総ツッコミを受ける思いの中、幕は一応閉じ、一応拍手が送られるわけですが、果たしてあれは成功と言えたのだろうか。

 

多分大失敗だろうなー。

 

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