タバコは体に悪いらしいので、90になったら一本吸ってみようかな

タバコは体に悪いらしいので、90になったら一本吸ってみようかな

ぼくは一生タバコを吸わないと思います。

ぼくの友達の多くはタバコを吸いますが、恐らくぼくは一生タバコを吸わないと思います。

 

父は若い頃吸っていたし、二人の兄も、今はわからないけれど吸っている時期がありました。

友達や先輩に「一本吸ってみる?」と誘われたこともありました。

バンドをやっていたので、ライブハウスではみんなタバコを吸っていました。

スタジオでもみんなタバコを吸っていました。

ゲームセンターが小学生の頃から好きだったので、中学生ともなると自発的に行っていましたが、やっぱり誰でもタバコを吸っていました。

前の職場でもみんなみんな吸っていました。

 

そんなタバコ、タバコ、タバコな人生。

バタコ、違う、タバコにまみれて育ってきたと言っても過言ではないぼくが、今もこうしてタバコを吸わないのは、ある意味奇跡とも言えるのではないだろうか。

そんな環境にずっと身を置いてきたし、誘われもしたことがあるのに、ただの一本も吸ったことがない。

 

誰でも一本は吸ったことがあると言います。

例えば飲みの席などで。

 

でもぼくはただの一本もない。

これは、もはやポリシーである。

 

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しかしながら、興味が少しもないと言えばウソになる。

昨日友達にもちょうど話したばかりだけれど、タバコのにおい自体は嫌いではないのです。

だって馴染みがあるから。

むしろにおいを嗅ぐと、どこかの何かしらのことを思い出したりもして、少し心地がいいときさえあるのが正直なところです。

 

みんながみんな吸っていて、これだけ吸っている人が少なくなったと言われるにもかかわらず、ぼくの周りはほとんどが吸っていて、やめたくてもやめられないという話などを聞いたりして、一体どんなもんなのかと。

そんなに良いものなのかという、いまだ体験したことのないその感覚に対する興味は、実は少しだけあるのです(ぼくは好奇心旺盛なのである)。

 

昨日なんて、今まさにタバコをスパーッとしている真っ最中の友達が

「タバコなんて吸わないほうがいいよ」

だなんて、しみじみ言っていたものです。

 

でもその忠告を無視して、その興味本位で、例えばそんなただの一本を吸ってしまったとして、ハマってしまったらどうしよう。

ハマってしまったら、それはそれでそのときで、そのまま吸ってしまえばよかろうとも思えるけれども、吸わなければ吸う快感みたいなものを知らないまま過ごせるのだから、一生吸わずに済むわけであり、やっぱり余計なことはしない方がいいんだろうなーなどとも思います。

し、ここまで来たら一生一本も吸わないでしのう、みたいな、意地みたいな感情もあります。

 

だから、吸わないの。

一生。

タバコの味を知らないで息絶える。

 

いや、90くらいになったら一本くらい吸ってみようかな。

そして初めての煙に咳き込んで、そのままぽっくりいったりしてね、ははっ(笑えん

 

そのときまでみんな生きてるのかな。

みんなタバコ吸ってるから、もしかしたら生きてるのはぼくだけかもしれないな、ははっ(笑えん

 

君達が吸っていた銘柄を覚えておいてね、これがあいつ等が吸っていた味か、とか感傷に浸りながら吸って、後を追いかけるのかもしれないね、HAHAHAHAHA!!!!

 

「私は34歳だ、34歳なんだ!」

とか言って。

 

違うけどね。

 

なむなむ。