凄いなって思った『インセプション』に思いを馳せる

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こんばんは。

というわけで昨日予告したとおり、今日は『インセプション』について書こうと思います。

 

そもそもとしてなんで『インセプション』なのかと言いますと、前にIMAXにて再上映がされてたので観に行ったのですよ。

もう何回も観てるし、そこまでワクワクテッカテカってほどでもなかったんですけれども、好きな映画なので楽しみは楽しみだったんです。

 

で、実際観てみたら『インターステラー』みたいに、なんか滅茶苦茶良く感じたんですよね。

いや、今までも良く感じてたし、だからこそ「好きな映画」と言ったわけなんですが、なんていうか「あれ?こんな良かったっけ?」みたいな風に思ったのです。

あんまりに「良い」と感じたので、同じ空間にて一緒にIMAX鑑賞した方々に、思わず「どうでした?」って感想を聞きたくなるほどでした(Twitterにも書いたけど)。

 

でね、これに関しても考えてたんですが、なんだか前よりも作り手のことを考えるようになったようなのです。

例えばこの『インセプション』なんかは、夢の世界に入り込むお話なんですけれども、夢の中ってどこでも行けるじゃないですか。

あっちこっちに行けるし、場面が急に変わっても違和感がないし、現実的におかしいことが起こっても不思議に思わない不思議な世界なわけじゃないですか。

その不思議な国のインセプションを見事再現したのは、ご存知クリストファー・ノーラン監督ですが、その見せ方が本当に凄いなって心の底から思ったのです。

 

例えば少しネタバレになりますが、この映画では夢の中で夢に入ったりします。

夢を地下に例えるなら、地下1階から地下2階に下りる、みたいな感じですね。

そこから更に夢の世界に入ったりもするので、地下3階まで下りたりもします。

 

でもそうやって地下に潜っていっても、お話は地下1階でも2階でも進んでいくのです。

つまり3つの場面を同時進行で見せていくのですが、その3つのロケーションが全く違うんです。

ロケーションが全く違うってことは、当然撮影場所も違うわけですよ。

その違う場所で撮影されたいくつものシーンを違和感なく繋ぎ合わせて、更にそれを丁寧に3つ同時進行で見せていく。

これって本当に凄いことだよな、なんて思ったのです。

 

地下を下るたびに場面が変わるのだから、下りる俳優さんはそれだけあちこちのロケ地に行かなくちゃいけません。

あちこち行きながらも自分が演じるキャラクターのイメージを崩してはいけない。

そうやって撮影を進めていって、それを最後に編集する。

途方もない作業だなと思いました。

 

そんな途方もないことを見事みんなでやり遂げるには、みんなが同じ世界観を共有していなくてはならないと思うんです。

「こんな映画を作りたい」っていう理想像を共有してなくてはいけないと思うんです。

 

その仕事をするのが、他でもないクリストファー・ノーラン監督です。

 

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知ってのとおり、彼は映画に対する強いこだわりがあります。

そのこだわりに対していぶかしがる人も世の中にはいると思いますが、関わるスタッフは全員彼をリスペクトしてるはずです。

彼の映画に対する姿勢に感銘を受けて、彼と一緒に仕事をしたいって思った人が集まって、見事彼の作りたいと思う映画が出来上がるのだと思います。

 

そういう「みんなで作りました」っていうのが、なんだかより強く感じたのがこの『インセプション』でした。

もちろん他の映画だって多くの人が関わってるし、こだわりを持って作ってることはひしひしと伝わってくるけれど、一番なんか「凄いな」って思えたのが『インセプション』です。

 

お話は難解だし、多少のツッコミどころもあるけれど、なんかもうね、作品として圧倒的過ぎて「凄いな」としか言いようがないんですよね。

 

音楽ももちろんハンス・ジマーさんが良い仕事をしてくれていますが、個人的に「凄い」と思ったのが、お話の中で流れる歌と映画としての音楽がシンクロするシーンです。

どういうことかというと、お話の中で夢から起こす合図として『Non, je ne regrette rien』という曲が流れるのですが、それと映画の場面として流れてる音楽が濁らないんです。

リズムも合ってるし、多分ハーモニー的にもぶつかってないはずです。

そこまで考えた上でテンポも設定されてるだろうし、音階も設定されてるんだと思います。

つくづく音楽家って凄いなって思います。

 

恐らく、普段映画をあんまり観ない人って、そういう観方をしないと思うんです。

言うて僕だって、今回初めてそういう「作り手」のことを意識して観たわけであって、今まではお話ばっかり追いかけていました。

あそこがどうだとか、ここんところがどうだとか。

今回改めて思ったのは、映画の観方一つ変えるだけで印象ってやっぱり変わるし、そうやって「芸術」を楽しむことができるんだなって知ると、また世界が広がるような気がします。

 

前にもどこかで書きましたが、人には「心」があります。

その心のことまで考えられると、何事にも深みが出そうなものです。

 

ってね。

 

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さて、明日はお待ちかね『TENET テネット』です。

いつもどおり予告は、IMAX上映の予告以外一切見ていません。

IMAXのやつは「これなんの映画だ?」って、気付かないまま最後まで見ちゃいました(笑)。

不覚でした。

 

でもそのIMAXのやつが最高そうだったので、多分最高なんだと思います。

超楽しみです。

 

ぐへへ。

 

ではではー。

 

ノシ

 

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