「夢は信じれば叶うもの」は綺麗事だなと思う事例

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努力の話を少し深堀したいと思います。

「努力(練習)すればなんでも上手くなれる」

というような話をしましたが、これは

「努力すれば誰でも一流になれる」

というところまでは残念ながら含みません

 

例えば

「1万時間やれば一流になれる」

というような通説もありますが、これが必ずしもそうなるわけではないということです。

 

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友達には悪いのですが、高校のときの友達に、絶望的にリズムが取れない子がいました。

いわゆるリズム感がない子です。

それは後から発覚することになるのですが、ぼくはそんな彼と一緒にバンドを組むことになったのです。

ぼくは最初、リズムが取れていない彼のドラミングを見て、

「まあ初心者のうちはこんなもんだよな」

「きっと練習していけばリズム感も養われるだろう」

と楽観的に思っていたのです。

 

ところが、いつになってもリズムが安定しません。

演奏中のリズムのズレは然ることながら、バンド演奏をする際、タイミング良く演奏できるよう演奏前にカウントと呼ばれるものが入ると思いますが、カウントのリズムと演奏中のリズムが全く合わないのです。

専門的な話になりますが、BPM140くらいの曲のカウントがBPM180くらいだったりしました(でも曲に入ると140に戻ってる、みたいな)。

 

「これは初心者とかそういう問題じゃない」

「彼はどうやら先天的にリズム感というものがないみたいだ」

とぼくは気付き、申し訳ないけれど、彼とのバンドは打ち切ることにしたのでした。

 

そんな彼は高校卒業した後も諦めず、音楽の専門学校に入りドラムを続けました。

高校から合わせて3,4年くらいはドラムを叩いたでしょう。

自宅に電子ドラムを持っていたし、自分のバスペダルも持ってたし、スネアドラムも2個くらい買うほどの熱心ぶりでした。

 

ところが、それでも結局彼は、初心者に毛が生えた程度の技術しか身に付けることはできなかったのです。

彼は、叩いて叩いて叩きまくった。

専門学校に行ったくらいですから、リズム感を養うトレーニングみたいなものもきっと施されたでしょう。

それでも彼は、初心者よりもちょっと上手いくらいの技術しか身に付けられなかったのです。

 

そう、確かに上達はしました。

ただし、びっくりするくらい鈍行に。

彼はきっと通説の1万時間を練習したとしても、一流になれることはできなかったでしょう。

 

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さて、ぼくは彼を決してけなしたいわけではありません。

きっと誰でも得意なこと・不得意なことがあるのだと思います。

ぼくにだって何かしらきっとあるでしょう。

しかし彼は不幸にも、そんな自分の不得意なことを夢に選んでしまった。

 

「夢は信じれば叶うもの」

という綺麗な言葉もありますが、やっぱり綺麗事だよなと思うばかりです。

 

だから、そういう選択は自分でしていかなければなりません。

自分は何が得意で、何が不得意なのか。

もちろん不得意であったとしても、それが果てしなく誰よりも愛していて好きであるならば、(趣味で)いくらでも続ければいいと思いますが、そうではない場合、早々と打ち切るのも選択の一つです。

そして自分の好きで得意なことを伸ばしていく。

 

学校教育的には、苦手なことを改善・伸ばすことが正解とされ、注力されがちだと思いますが、人生においてそれは時間の無駄だったりします。

もちろんそれで改善されるケースもありますから、一概に全くの無駄とまでは言えませんが、

「苦手だからなんだってんだ?」

という気もします。

逆上がりを居残って練習する、なんて話も昔ありましたが、

逆上がりできないからなんなのさ、って。

自分がその苦手なことをなんとかして克服したいと考えているならば、頑張ってやってみたらいいと思いますが、そこまで切羽詰っていないのであれば基本的にスルーでオッケー。

君にはもっとやれることがある。

 

自分の伸ばせそうな能力を限界値まで伸ばして伸ばして伸ばしまくって、自分のパラメーターを最高にする。

自分がもし戦士タイプで魔法を覚えることが苦手だったら、魔法使いにフォローしてもらえばいい。

逆もまた然り。

それが人生です。

 

もちろん剣も使えて特技もあって魔法も唱えられたら最強なわけですが、つまりぼくはそれになりたい(爆)。

がはは。

欲張りである。

 

でもみんながみんな、それになろうとする必要は全くないですからね。

やれそうなことをとにかくまずはやってみたらいいんだと思います。

 

 

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