『マーベル VS. カプコン:インフィニット』を買うか悩んでる人へ
2020/11/01
少し、いや、結構悩んで
『マーベル VS. カプコン:インフィニット』
というゲームをわりと前に買いました。
どうして悩んだのかというと、そんなに格闘ゲームは熱心にやらないからです。
やらないけれど、昔から兄の影響で『マーベル VS. カプコン』シリーズはやっていたので、馴染みが深い。
もっと言うと、その前の作品にあたる『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』もやってるし、更に前の『エックスメン VS. ストリートファイター』もやっているのです。
だからこのシリーズは一応追いかけている面があって、更に最近はほら、映画のマーベル作品が大変賑わいを見せていますから、余計にどのキャラクターが出てくるか、ということは気になっていたのです。
で、今回、初めて(?)「ストーリーモード」が実装されたということで、久しぶりにやってみたいなーなどと思ったわけです。
しかしながら、高い。
普段やらない格ゲーにこの値段は高い、と思ったのです。
だからかなり悩みました。
でも買ったの。
たまにはいいかって。
そんなぼくの感想記事です。
買ってみてどうだったか
ぶっちゃけ、後悔しています(爆)。
と言いますのも、やっぱり、昔から格ゲーをやっているにも関わらず今日まであんまり熱心になってやらなかったのには理由があって、単純にぼくは格ゲーがそこまで面白いと思えないのです。
じゃあ買うなよって話なんですが(苦笑)。
まあそうなんですが、それを今回『マーベル VS. カプコン:インフィニット』をやってみて、改めて自分のことがよくわかったのでした。
面白いは面白いけど、極めようと思えない、という感じかな?
だからすぐ飽きちゃう。
反対に、格ゲーがとにかく好きで、オンラインで世界の猛者達と戦ってみたいぜ!という人は当たり前に楽しめると思うのですが、そういう人はきっと買うことに悩んだりもしないでしょうから、こんな記事に辿り着くこともないかと思われます。
でももしいたとしたら、買ったらいい。
逆にぼくと同じように
「格ゲーがそこまで好きというわけではないんだけど、やっぱり内容が気になる!」
という感じでこのゲームを買うことに悩んでいる人がいたとしたら言っておきたい。
買わんでよいよ、うん。
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ストーリーモードについて
ストーリーもぶっちゃけ微妙です。
もちろん夢の共演にはワクテカすると思いますが、まあそれは今に始まったことでもないですからね。
映画の『アベンジャーズ』で十分な内容です。
特に気になったのは、キャラの関係性がとっても希薄だということ。
お話は確かにあるんだけれど、ただなぞっているだけと言いますか。
それぞれが仲良さそうにも見えなくて、うわべだけの関係に思えて、だったらこれは、このお話を紡ぐのは誰でもいいような気もしてきて、ちょっと残念。
もっとディープにロックマンXとアイアンマンが語り合うようなシーンとかがほしかったなーと(あるにはあるけど、もっとディープに)。
あるいは、だったらいっそ格ゲーやめちゃって、これでオープンワールドのアクションゲーム作ってほしい感じ。
「それじゃあ違うんだよな」
と格ゲーファンの方には怒られるかもしれませんが、きっとそういうゲームを出したら断然売れる。
少なくともぼくは悩まず即買いです。
中途半端にストーリーが入ったばかりに、逆にそこに不満が生まれた感じですね。
その分のデータをキャラクターとかに回した方がもっと魅力的だったんじゃないか?とさえ思います。
キャラクラーについて
映画の方を意識したのか、『アベンジャーズ』に出てたキャラで大半が占められていたのも個人的にマイナスポイント。
もっと意外性がほしい。
ウルヴァリンはどうした、サイクロップスはどうした。
ジャガーノートとかシュマゴラスとか、ベノムとかブラックハートとか、もっともっといっぱいほしい。
映画では配役的に難しいことをゲームだからこそやってほしい。
ロックマンとロックマンXの共演とか、ゼロとブルースの共演とか、大神もまた出てほしかった。
そうやって格闘ゲームとしての内容を充実させた方が、長く楽しめるゲームになったのではないだろうか。
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魅力的に感じたストーリーモードだったのに
ちなみにぼくはストーリーモードをクリアしてすっかりやらなくなってしまいました。
それが終わって満足してしまったのです。
「格ゲーはそういうゲームじゃねーから!」
と言われるかもしれませんが、ストーリーモードがあるばかりに、完結感を覚えてしまったのでした。
だったらいっそストーリーはなく、純粋な格ゲーとしてあった方が、あるいはもっと長く楽しんでいたかもしれません。
まあストーリーモードに魅力を感じて買ってしまった手前、ずいぶん勝手なことを言っていると思うのですが、うん、でもやってみて感じたことはそういうことでした。
ので、ストーリーはもう多分いらないと思う。
これまでどおりの、あってないようなもんでいいんじゃないかな。
映画の字幕は考えられている
あとこれは完全に余談なんですが、ストーリーを含んだ全てのセリフが英語になっているのですが、日本語の字幕がめちゃくちゃ早いです。
ぼくが読むのが遅いだけかもしれませんが、映画の字幕のスピードに慣れていると置いていかれる。
そう考えると、やっぱり映画ってよく考えられて字幕が付けられているんだなーと思い改める思いでありました。
それでも映画はちょっと簡潔過ぎる気もするけどね。
完
ストーリートレーラー