じょうげさん?じょうぎさん?定義山の正しい読み方知っていますか?

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宮城県仙台市に「定義山」と呼ばれるお寺があります。

正式には

「西方寺(さいほうじ)」

という浄土宗の寺院になります。

ではなぜ定義山と呼ばれるのか。

そして、定義山は普通「じょうぎさん」と読むと思うのですが、地元仙台では「じょうげさん」と読む人がどういうわけか多いのです。

一体どっちの読み方が正しいのでしょうか?

一緒に確認していきましょう!

 

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1.そもそも定義って何?

恐らく定義山と聞いて、地名だと思う人は多いと思います。

でも実は定義って地名ではないんです。

では何かと言うと、もともとは人の名前なんです。

 

その昔、平重盛の重臣である平貞能(さだよし)が、壇ノ浦の戦いの後に、この地に隠れ住んだという伝説があるんだそうです。

その貞能が阿弥陀如来を安置し、同時に貞能から定義(さだよし)と改名します。

この「定義」を音読みして、「じょうぎ」

定義が置いた阿弥陀如来は、「定義如来(じょうぎにょらい)」と称されるようになり、この地もまた

「定義(じょうげ)」
「上下(じょうげ)」

と呼ばれるようになったんだそうです。

で、山だから「定義山(じょうげさん)」ということですね。

 

 

え?

 

じょうげ?

 

2.どうして定義が「じょうげ」なの?

途中まで上手いこと「じょうぎ」と読んでいたはずなのに、いつの間にか「じょうげ」になってしまいました。

一体何が起きたのかというと、これは仙台弁特有の訛りなんです。

仙台弁の発音特性から、いつからか「じょうげ」と呼ばれるようになり、住所も「上下(じょうげ)」とされるに至りました。

それがそのまま言い伝えられ、訛りが薄くなってきた今日の仙台市民達もみんな「じょうげ」と言う理由なんですね。

 

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3.じゃあ「じょうぎ」と言うのは間違い?

じゃあ正しい読み方は「じょうげ」で、「じょうぎ」と言うのは間違いなの?

というと、ご安心ください、そういうわけでもないようです。

 

やっぱり「定義」を「じょうげ」と読むのはかなり特殊で、まず県外からの来訪者は読むことができません。

なので、最近は共通語・標準語の発音にならって、公式で「じょうぎ」としています。

だもんですから、現在の仙台市民の中では、「じょうげ」「じょうぎ」の2つの発音が混在しているというのが現状のようです。

つまり、どちらも正しいということですね。

 

もし誰かと「じょうげ」「じょうぎ」論争に陥ったら、ぜひこの話をしてあげましょう!

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