モーションがエモーションを生むを実感した夜のこと
2020/05/19
もう一つ思ったことを書いておきます。
僕はここ最近、眠たくなるとすぐに横になって、雑魚寝してしまっていました。
眠たいときに眠るのってめちゃくちゃ気持ちいいじゃないですか。
寝ようと思って寝るんじゃなくて、眠たいときに眠るのってめちゃくちゃ気持ちいいじゃないですか。
時間になったから飯を食うんじゃなくて、空腹になったから食うお米ってめちゃくちゃ美味しいじゃないですか。
だから、最近その欲望にすっかり負けてしまっていて、眠くなったら眠ってしまっていたんです。
何か例えばブログでも書こうかなーと思いながらもぐだぐだとYouTubeを見てしまったりしていると、うとうととしてしまう。
うとうとしてしまうと、もうブログなんて書く気力はないと判断し、すぐに横になってしまう。
で、それ自体に疑問は持っていなくて、眠たくなったのだから眠るのが正しかろう、くらいに思っていたかもしれません。
だけれども、なんだかふと「これではいけない」と思ったんだったかな。
最早自分のことすらわからないんだけれど、今日は眠いのを押し切ってブログを書いてみたんです。
そうしたら、文章を書いているうちに眠気がふっ飛んでしまったのです。
ふっ飛んでしまったから、ブログを書いた後におもむろにギターを弾いたくらいです。
だからね、やってみるもんだなーと思ったのです。
確かにあの時は眠くて、いつもどおり横になろうと確かによぎっていたんだけれど、不思議とブログを書いてみた。
そうしたら思いのほか筆が進み、考えをめぐらせ、脳が活性化したのか、眠気がふっ飛んでしまったのでした。
[ad#co-1]
昔に母に教えてもらった言葉に
「モーションがエモーションを生む」
というものがあります。
これを題材に中学生のときに校内の弁論大会で優秀賞をいただいたこともある、僕にとって思い出深い言葉でもあるのですが、今この言葉を改めて顧みてみると、なるほど、言い得て妙だ、などと思います。
要するにこれは、自分の気持ちを騙してまずは行動してみようよ、というような言葉なのですね。
そうして行動してみると、あら不思議、いつの間にか気分が乗ってまいるであるまいか、てな具合です。
誰でも一度は経験がございましょう。
最初は「面倒臭い」と思っていたのに、いざ動いてみると意外と楽しくやれてしまう。
例えば掃除とかね。
実は、何か継続するにあたってもよく「ベビーステップ」なるものを取り入れようと言われるのですが、その目的はこの言葉で言うところの「モーション」にあたるものだと思います。
そしてベビーステップ、つまり小さな行動から始めようということですが、小さければ小さいほどその行動に対するストレスが軽減されますので、「エモーション」による抵抗が薄れます。
だからエモーション量をとにかく減らして、まずはモーションにフォーカスしよう、そうすると段々と楽しくなってきますよ、というのが継続力系の話でよく言われることかと思います。
だから、なるほど、言葉ではよく知っていることであったのだけれど、自分がそれを実践できていなかったんだな、ということを今回痛感しました。
エモーションに身を任せてしまって、モーションを意識できていませんでしたね。
そのきっかけとなった前回の記事でも、写真を毎日撮るわけではないのにカメラを持つのは邪魔臭い、みたいなことを書きましたけれど、「邪魔臭い」というのは感情的です。
それよりも「1日1枚撮る」という行動(ベビーステップ)にフォーカスすることによって、また新たに改めて「写真を撮る」ということを継続できるのかなと思います。
ブログもまたサボってしまっていたので、「モーションがエモーションを生む」を掲げて改めます。
ではではいい加減日をまたいでしまったのでこの辺で。
おやすみなさい。
ノシ
完