映画は字幕と吹き替えのどちらがいいのか

この記事は4分で読めます

字幕派?吹き替え派?

ご存知のとおり、映画(正確には洋画)には、字幕・吹き替えという2つの観方があります。

もちろん最高なのは、その国の言葉を覚えて字幕無しで俳優さんの生の声で観る、ということになるのですが、当然容易なことではないですし、そもそも映画のために言語を覚えようという人はそう多くはないでしょう(なおぼくは勉強中)。

 

だから、必然的に字幕で観るか、吹き替えで観るかという2つの選択肢しかないわけですが、あなたはどっち派?(唐突)

 

ちなみにぼくは字幕派です。

でも吹き替えは吹き替えで良いところがあって、それはそれで捨てがたい。

というちょっと揺れ動き気味なのが正直なところ。

 

どっちにも良い面があるし、悪い面がありますからね。

 

ここで、自分の考えをまとめる意味も兼ねて、少しぼくが考える「字幕・吹き替えの良し悪し」を書き出してみようと思います。

 

字幕の良いところ

月並みな話ではありますが、字幕の良いところはやっぱり俳優さん自身の声を聞けることが一番大きいですよね。

 

そして、映画という一つの完成された作品に(当然)合わせた音声・音響になっているので、映画にとても馴染んでいます。

「そんなの当たり前じゃん!」

と思うかもしれませんが、吹き替えってちょっと浮いた感じしません?

 

あとこれは個人的な意見の中でも更にぼく個人の趣味的な話になるのですが、英語の語感が好き(きゃっ

なので、英語で話しているのなら英語で聞きたいよ!という思いがあります。

 

ちなみに自分のこの趣味に気付いたのは、登場人物みんな早口で有名な『ソーシャル・ネットワーク』の予告映像を見たときでした。

なんだかこの予告に惹き込まれて、なんだかやたらと英語が格好良く聞こえて、英語という言語に強く興味を抱くようになったのです。

 

うーん

 

このペチャクチャ具合が良い。

 

字幕の悪いところ

実際に字幕を書いている人の苦労を考えると少し複雑な気持ちになるのですが、あえてはっきり言いましょう。

 

字幕は意訳が多過ぎる。

 

ご存知のとおり、字幕って一度に表示できる文字数が決まっているので、言葉数の多い英語に対して、どうしても制約の多い字幕では表示しきれないことが多々多々あります。

だから「まあ大体こんな感じのことを言っているよ」みたいな感じで、簡単な意訳になることが多いんです。

特に先に挙げた『ソーシャル~』は早口な分、それが顕著に表れています。

 

あとは、俳優さんの表情や背景、つまり画面全体を俯瞰(ふかん)して観察できないという点もあるでしょうか。

というのも、当然字幕を読むために自然と目が画面下に行きがちになるので、字幕を読んでいる間に画面の情報を見落としやすいのです。

そう考えると、現地の人たちが楽しむようなスタンスでは、やっぱりどうしても楽しめないということになりますか。

 

スポンサーリンク

吹き替えの良いところ

※吹き替えの良し悪しは、おおむね字幕の良し悪しの裏返しということになるので、多少重複します。

 

吹き替えの良いところは、やっぱりノンストレスで映画に集中できることですよね。

他の国の映画なのに、まるで自国の映画のように観れる。

なんて素晴らしいんだろう。

 

またその恩恵として、登場人物が2人以上で話をするシーンなども、全て情報処理できるのもいいですね。

例えば激しく言い合うシーンだとか、あるいはナレーションと登場人物が同時に言葉を発するシーンなど。

もっと具体的に言えば、『ザ・コア』っていう映画の主人公演じるアーロン・エッカートさんが、他の人が喋っているときにボソッと自分のエピソードを入れるシーンがあって、あれなんかは絶対に字幕では楽しめないシーンだよなーとつくづく思います。

 

字幕だとどうしても1人分しか表示できないですからね。

 

吹き替えの悪いところ

「字幕の良いところ」でも書きましたが、やっぱりどうしても吹き替えになると声が少し映画から浮いた感じがして、映画の世界観が損なわれることがあります。

 

異国の人が日本語で話していることに違和感を覚える、なんて人もいるかもしれませんね。

 

コアな映画ファンはどちらかというと字幕派が多く、映画はあくまでもエンタメとして「面白ければなんでもいいや」くらいのノリで観ている人は吹き替え派が多い、という傾向にあると思うのですが、その理由がここにあると個人的には思っています。

つまり、映画が好きであればあるほど、その映画をその映画として、できるだけその映画のありのままの形で楽しみたい、だから字幕がいいんだ!となる。

逆に「面白ければ~」ということになれば、映画の世界観がどうこうなんてのは気にならず、むしろ字幕なんてストレスでしかないわけだから、当然吹き替えっしょ!ということになるのかなーと。

 

吹き替えの超悪いところ

吹き替えには、悪いところを超えて超悪いところもあって、これは声を大にして言っておきたい。

 

吹き替えは超ヘタクソな人がやることがままあります。

例えば俳優さんとか芸人さんとかですね。

しかも困ったことに、話題作になればなるほどそうなる傾向にあります。

 

いろいろ大人の事情とかがあるのだと思いますが、そんなのは我々観る側の知ったことではありません。

映画の質を下げて一体何がしたいのか、理解に苦しみます。

 

映画全体としては良い出来なのに、とある1人のキャラの下手な吹き替えのせいで作品が台無し!というパターンも少なくありません。

しかもその「とある1人」が主人公だったりする。

 

早急にやめてほしいのですが、なるほど、大人の事情ですか。

ならば仕方がない。

 

とはなりません。

 

勿体無い。

 

やめようよ。

 

声優さんの仕事まで奪ってさ。

 

上手だったらいいですよ?

なにも「俳優・芸人さんには絶対やらせるな!」と一括りで言っているわけではなく、単純にヘタクソな人にわざわざやらせないでほしいのです。

それは映画のためにならないのはもちろんのこと、その人のためにもならないと思うのです。

 

スポンサーリンク

まとめ

というわけで、もちろん人それぞれで思うところはあると思いますが、ぼくのまとめとしてはこんな感じになります。

 

吹き替えのノンストレス具合も捨てがたいけれど、吹き替えがヘタクソだったときのガッカリ感が怖いから、やっぱり字幕で観るのが現状無難。

 

それを踏まえた上で

 

ヒューマンドラマ系は雰囲気を大事にしたいから字幕。

アクション・アニメ系のポップコーン映画は吹き替えでも可

 

これまでぼくも一映画ファンとしてあれこれ書いてきましたから、絶対的に字幕を推しているかと思われる人もいたかもしれませんが、冒頭でも書きましたとおり、そうでもありません。

幼少期・小学生、いや高校生くらいまでは、むしろずっと吹き替え派でしたからね。

その後、映画館でアルバイトを始めて、映画にどっぷりハマってから字幕の魅力に気付いた、という流れだったので、むしろ字幕は後発的。

 

それから「洋画=字幕じゃなきゃダメ」という偏った時代を抜けて、今の

「まあどっちも良し悪しがあるよね!」

というスタンスがあります。

 

その良し悪しとやらを踏まえた上で、じゃあどっちがいいかな?と考えると、今は字幕に軍配が上がるかな、というわけなのです。

 

ただ、字幕の悪いところは、仕方のないことと言えば仕方のないことですから、これから改善されることはないかもしれません。

でも吹き替えの悪いところはまだまだ改善の余地があると思いますので、これからもし何か進展があれば、また吹き替え派に戻る可能性も十分にあります。

 

まあそれより先に、字幕無しで観れるようになるのが目標ですが……(遠い目)。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

スポンサーリンク

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。