ピアノを弾いていて気付いた、筋肉と神経の話

ピアノを弾いていて気付いた、筋肉と神経の話

長く楽器を弾いてきて、今更気付いたことがあったので、書き殴ります。

 

ぼくは小学生の頃からピアノ(正確にはエレクトーン)を弾いていたので、結構指が動きます。

そりゃあ習い事でピアノを弾いてた人と比べたら素人に毛が生えた程度だと思いますが、好き好んであえてゲームの難しい曲とかを弾いていたので、独学の割には結構動くのです(右手だけ)。

 

でもまだまだ足りない。

ということで、ピアノ経験者が全員通ると言われる教則本『ハノン』を先日買った、という話をツイッターでしました。

 

内容を簡単に書くと、左手と右手の指それぞれが、均等に、時にはバラバラに、力強く、かつ繊細に動かせるように訓練しよう!というようなコンセプトの教則本です。

つまり、それぞれの指5本ずつをバラバラと動かして、指の筋肉を鍛えたり、テクニカルなことをしたりして、演奏技術の基礎力を高めようというものです。

 

実はこの教則本自体は前々から知っていて、一部譜面を知人に教えてもらって練習していた時期がありました。

もう10年近く前のことです。

まあ結局続けなかったんですけど、その時から思っていたことがあります。

 

何かというと、右手の方が疲れるんです。

右手と左手は基本的に同じ動きをさせるので、本来、器用であるはずの右手よりも左手の方が疲れるべきだろうと思うのですね。

だけれども、何故か右手の方が疲れる。

これはその10年前から生じていたことなのです。

これが当時から不思議で不思議でしょうがなかったのです。

 

ただ、今日弾いていて、ふと気付いたのでした。

実は左手の指の方が筋肉付いてるんじゃないか?と。

 

よくよく考えると当たり前なのですが、ぼくはギターを弾いてるので、そう、左指がある程度バラバラと動かせるわけです。

だから、バラバラと動かす筋肉は、実は右手よりも左手の方が鍛えられていたのかもしれない。

そんな風に今日思ったのでした。

 

「え?今更?」

と思うかもしれませんが、気付かなかったのには理由があります。

何かというと、結局、器用なのは右手なのです。

ぼくは右利きですからね。

だから、筋肉も当然右手の指の方が強いものだと思っていたものでして、難しいフレーズも右手の方が簡単に弾けるものでしたから、絶対に右手が最強だ!と信じていたのです。

 

ところが、こと筋肉という括りで考えると、実は左手の方が強いのかもしれない、と。

筋肉は左手、でも器用なのは右手、そんなバランスなんだろうな、とふと今日気付いたのでした。

 

つまるところ何が言いたいのかというと、筋力と器用さは別物なんだなーと。

ぼくはずっと、この動かない左手は筋肉さえ付ければ動くようになるんだ!と思っていたのです。

恐らくその考えは、ある側面においては間違っていないと思うのですが、きっと脳の構造上、ぼくが右利きである以上は、どんなに筋力を付けたところで右手に左手が追いつくことはないのだと思います。

あるいは鍛えるべきは、筋力よりも神経なのでしょう。

 

神経というと難しそうですが、多分左手で箸を持つとか、そういうことをするべきなのだと思います。

それで言うとぼくは歯磨きを左手でしたり、荷物を持つときは徹底して左手を使ったり、仕事でも左手を重点的に使って、左手の器用さの向上を毎日図ってる方ではあるのですが、多分「指」という意味では全然まだまだ足りない。

今自分で書いてみて思ったけど、これらはあくまでも「左手」という全体で考えられたことであるなーと。

もっと指を重点的に鍛えるならば、本当に箸を持つくらいのことをするべきなんだろうなーと思います。

 

まあギターを弾いててもいいんでしょうけども、日々の生活で取り入れられたら一石二鳥よね。

違うか、別に二鳥じゃないや。

でも効率的よね。

 

右手の指は本当に器用なのよ。

この形をスッと作れるし。

 

「え?普通にできるっしょ!」

と言ってこうなってる人が時折いますが、

これじゃないんだよね。

後者は第一関節まで力が入ってないから、きっと第一関節から先がプラプラ状態になってると思います。

ぜひ左手でプラプラさせてみてほしいと思います。

 

一方、前者は第一関節までしっかり力が入ってるので、全然プラプラしません。

よくしっかり力が行き届いているのです(ドヤ)。

 

これを左手でも作れるようにしたい。

昔と比べたらだいぶ近付いたんだけど、完璧ではないし、不完全な状態ですらもまだまだスッとはいきませんからね。

 

箸使うかー。