歌が上手くなりたい人はこの4つのことをやってみよう

歌が上手くなりたい人はこの4つのことをやってみよう

歌というと、生まれつき上手な人とそうでない人がいて、後天的に上手くなることはできない、と考える人は少なくないのではないでしょうか。

と言いますのも、目には見えない技術力であるし、普段からぼく達人間は声を発してお話しをしているわけですから、これ以上、発声の上達のしようがないと考えがちだと思うのです。

 

というか、何を隠そうぼくがずっとそんな風に感じていたのでした。

歌が上手い人は生まれつきの才能によるもの。

あるいは何か発声に特別な技術があって、それさえできるようになれば自分もすぐに上手くなれるのではないか。

そんな風に思っていたのです。

 

しかし、自分で練習してみて気付いたのですが、実際は全然そんなことはありませんでした。

歌というのはスポーツなどと一緒で、特別な技術を身に付けたその瞬間からボンッと上手くなるものでは決してない、けれども、しっかり練習すればちゃんと上手くなれるものなのです。

 

例えば走り高跳びの正しいフォームを学んだからといって、その瞬間から綺麗に高く跳べるものではありませんよね。

学んだら、学んだとおりに跳べるように練習して、練習しながら必要な筋肉も付いていって、やっと上手く高く綺麗に跳べるようになるものです。

サッカーの技術もそうだし、バスケも、野球もそうですね。

なんでもそう。

 

時折、学んだその瞬間からできてしまう天才君がいると思いますが、そういう人は勝手に上手くなっていくと思うので、ここでは放っておきましょう。

恐れながら、きっとあなたはそうではないだろうからこの記事を読んでいるのだと思います。

そしてぼくも同じ悩みを持っているからこそ、こういう記事が書けるのであります。

全然ぼくは天才じゃない。

 

天才ではないけれど、しかし練習することによって、確実にぼくは歌が上手くなりました。

それは誰よりも上手いとかいう相対的な話ではなく、ぼくの歌レベルがアップした!という絶対的な意味です。

あの頃よりはるかに上手いという確かな実感がある。

 

どれくらい上手くなったかというのはお見せすることはできないけれど、せっかくなので、ぼくがどんな風にして上手くなったのかについて書いていこうと思います。

半信半疑でも構いませんから、ぜひお話を聞いていってくださいませ。

 

1.自分の歌声を録音して聴いてみる

まず自分の歌声を録音します。

今はアイフォンないしスマホで簡単に録音できますので、すぐにチェックできるかと思います。

 

で、まずは絶望しましょう

自分の歌声を聴くのはだいぶ恥ずかしいと思いますが、思い切って聴いてみてください。

で、絶望してみてください。

 

絶望というのはつまり、客観的に聴くことによって、恐らく自分で思ってるほど上手く歌えていないことがわかると思います。

百獣の王こと武井壮さんは、小学生のときに自分のバッティングフォームを録画して見たそうなのですが、それが全然イメージどおりの動きになっていなくて大変ショックを受けたそうです。

恐らくそれと同じようなショックを受けるかと思います。

 

そうしたら、いろいろなことに気付くと思います。

例えば

「この部分が音源と違うメロディ歌ってるな」

とか

「発声が不安定だな」

とか

「ここがちょっと弱々しいな」

とか

「意外とテキトーに歌ってるもんだな」

とか。

自分の歌にダメ出しをするのは、最初はかなり辛い作業になるかと思いますが、繰り返すと慣れます(笑)ので、何度も何度も歌って、何度も何度も録音して、何度も何度も聴いてみましょう。

 

そうすると、歌いながらも客観的に気が付くようになります。

例えば

「あ、今ちょっとフラットしちゃったな」

とか

「今のところメロディ怪しいな」

とか。

 

あるいは

「今の伸ばし最高だったな」

とか

「今のは完璧なリズムだったな」

とか、ポジティブなことにも気が付くでしょう。

もちろん、頭の中でそんなごちゃごちゃと考えながら歌っているわけではなく、これは感覚的に気持ちが良いとか気持ちが悪いとか感じながら歌うものであります。

 

そして理想は、ずっと気持ちが良くて、最終的に達成感のある歌になることです。

 

当然のことのように思われますが、それにはまず自分の歌がどれくらいの技術なのかということを客観的に知る必要があるので、そのために

「録音して聴いてみる」

という訓練が必要なのです。

きっと気が重いでしょうが、それだけ効果を望めることですので、ぜひやってみてください。

 

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2.歌いたい曲のメロディを確かめる

メロディを完璧に歌うことが歌の上手さのゴールではありませんが、メロディが不安定よりは安定していたほうがはるかに上手いと思われるのは言うまでもないことでしょう。

ではメロディを上手いこと歌うにはどうしたらいいか。

それにはまず、歌いたいメロディをちゃんと把握できているか確かめる必要があります

 

例えば、かの有名な『かえるのがっしょう(うた)』であるならば、メロディは

 

ドレミファミレド~

ミファソラソファミ~

 

という感じで、音符名で理解できている人も多いと思います。

 

じゃあ自分が歌いたい曲であったらば、実際どうでしょう?

もちろん音符名で全部歌える必要はないけれど、『かえるのがっしょう』ほど鮮明にメロディの動きを理解できているかというと、ほとんどできていないのではないでしょうか。

 

好きな曲であれど、今一度振り返って、集中して聴いてみてください。

 

例えば歌うのが難しい曲としても有名な、RADWIMPSの『おしゃかしゃま』

Aメロからいきなり音数が多いわけですが、この音符の動きを正確に聴き取れるでしょうか?

ぼくはもともと音感が良いとは言えないので、歌っていてメロディに不安を覚えることはよくあるのですが、特にこういう難しい曲ともなると余計によくわかりません(苦笑)。

だから、仮にこの曲を人前で歌うのであれば、歌うためだけに、メロディに集中して100回は聴くと思います。

場合によってはもっといくかもしれません。

大袈裟に思われるかもしれませんが、音感に自信がないぼくは、歌う前にそれくらい準備をしなければならないのです。

 

という感じで、個人の音感の具合次第ではあるのですが、自分の歌いたい曲が一体どんな風なメロディになっているのか、今一度、集中して聴いてみてください。

ここの部分はずっと同じ音なんだ、とか、ここで意外と音上がってるんだな、とか、いろいろな発見があるはずですよ。

 

3.狙った音を出せるよう技術を高める

歌いたい曲のメロディをしっかり確認できたら、今度はそのメロディを正確に歌えるために、自分が狙った音をちゃんと出せるかを確かめます。

 

例えば、ドの音を出したいとなったとき、一発でドの音を出せるでしょうか?

恐らくほとんどの人は、ドよりも低い音を出してから徐々に上げてドに行き着くか、あるいは逆に、ドよりも高い音を出してから下げて調節する感じになると思います。

 

言葉で説明するのは難しいですが、つまり

「どぅ↓おおおおおおお↑」

みたいになってはおるまいか?ということです。

 

反対に

「どぅ↑おおおおおおお↓」

ともなってはおるまいか。

 

ドの音を出したいのであれば、一発で

「ドーーーーーーーー→」

と出せるのが望ましいというわけです。

 

これが楽器であるならば簡単な話で、ドの音が鳴るところを弾けば確実にドの音が鳴ります。

「そんなの当たり前じゃん」

と思うと思いますが、じゃあ人間の体はどうだろうか?というと、ドの音が鳴る喉の形とか息の量とかいうのは決まっていないのです。

 

だから自分で、自分の喉をどんな風に形を変えてどれくらい息を吐くとその音が出せるのか、ということをある程度把握しなければならない。

つまり、自分の体を楽器と見立て、どんな風に扱うとどんな風に音が鳴るのかということを、たくさん歌って自分で研究する必要があるわけです。

 

それは絶対に、誰かに教えてもらってできるようになることはできません。

自分の体を自分で扱って、自分なりに解釈しなければなりません。

 

ピアノもギターもベースも、難しいメロディを弾くには当然技術が必要ですが、歌もそれらとすっかり一緒で、自分の体を楽器として巧みに操る技術が必要なのです。

いっぱい歌って扱い上手になりましょう。

 

4.自分の歌を録音して聴いてみる(再び)

歌いたい曲のメロディをしっかり把握して、狙った音もしっかり出せるようになったとします。

そうしたら、その狙った音が客観的に聴いてちゃんと出せているのかを確かめなければなりません。

 

というのも、自分ではちゃんと歌えていると思っても実は歌えていなかった、ということは往々にしてあるからです。

それは歌の練習をする前であってももちろんそうだし、たくさん練習して上手くなったと思えたとしても、です。

だから改めて、練習を経た上でも、自分の歌を録音して聴くことが大事だということを書いておこうと思います。

 

練習前であっても、練習中であっても、練習後であっても。

つまるところ、自分のことを客観的に知ることはいつなんときでも大事だということですね。

 

やっぱり辛いと思いますが、でもその全ての歌声を録音することによって、徐々に上手くなっていく実感を得られると思います。

初めはこんなだったのに今録ったやつは結構いいじゃん!と思えたりもするでしょう。

そうすると、それが歌の練習のモチベーションにもなるかと思いますので、ぜひ記録しておきましょう。

 

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まとめ

というわけで、長くなってしまいましたが、まとめますと

  1. 自分の歌の技量を測る
  2. 歌いたい曲のメロディを確認する
  3. 狙った音を出せるよう技術を高める
  4. 踏まえた上で改めて技量を測る

という流れになります。

この流れでいろいろな曲を練習して、上手く歌える曲のバリエーションを増やしていきましょう。

 

繰り返しになりますが、完璧に歌うことが歌の上手さの全てではありません

人気のアーティストであっても「この部分ちょっと怪しいな」ということはよくあります。

けれども、だからといってそれがなんだということでもありません。

音楽に正解はなく、完璧ということもありません。

気持ちがこもっていて、その気持ちを汲み取ってもらえたらそれでいいのだと思います。

 

ただ、その気持ちを伝えるのには歌の上手さはないよりあった方が絶対いいよね、ということなのです。

下手より上手いほうがいい。

上手い上で、気持ちを、魂を込められたらそれがきっと一番です。

 

歌の練習というのは、上手くなっているのか実感を得るには時間のかかるものですから、不安に思うことも度々あるでしょう。

でも続ければ絶対に上達するものだということは、ぼくが声を大にして言いますから、ぜひ諦めずに取り組んでみてほしいと思います。

 

ぼくもまだまだ歌います。

一緒に頑張っていきましょう!