水分補給の仕方とカラオケについて
こんにちは。
最近、マスクが暑い暑いと周りの皆がぼやいているので、少しだけそれに伴って「水分補給」ということについてお話しようと思います。
なにで水分補給をするか、ということについてはひとまず後回しにして、一番重要なことは「一気に大量の水(分)を飲まない」ということだと思います。
というのも、想像してもらえればわかると思いますが、どれだけ水分の吸収率が良い人だって、一気に水が流れてきたのでは全部を吸収しきれないのです。
例えば水気を吸い取る不思議なトンネルが世界のどこかにあったとします。
そこに水が流れてくると、水はそのトンネルに吸収されるわけですが、例えば大変な雨が降り注いでまるで津波のように水が押し寄せたとしましょう。
果たしてその不思議なトンネルをもってしても、その大量の水を吸収しきることができるだろうかというと、きっとできないわけです。
もちろんその不思議なトンネルの不思議具合と、その水の「大量」がどれほどなのかという定義によっては答えが変わってきましょうが、少なくとも言えるのは、イメージとしては僕達人間の体も、大体はまあそんなような作りになっているでしょう、ということです。
500mlのペットボトルの何かを一気に飲んで下痢になったことはないかい?
僕はある。
それだ。
そういうことだ。
僕のお腹のその不思議なトンネルはわずか500mlを受け止めることができずに、飲んだものは一気にお出口にまで到達してしまった。
と解釈してます。
だから、水分を補給したいならば、少しずつ、まるで地肌に美容液的なものを染み込ませるようなイメージで(美容知識がないのでこれで勘弁)、体に染み渡らせるイメージで飲むと良いと思います。
ガーって飲んで、バーっと体全体には広まらないのです。
さて、じゃあなにで水分補給をすればいいんだ、ということになりますが、僕は基本的に飲みたいものを飲めばいいんじゃなかろうか、と思っています。
長く、お茶だとかコーヒーのカフェインに利尿効果があって、それらでは水分補給にならないという風に言われてきましたが、最近はこの説が覆りつつあるようです。
はっきりそうだというよりは、カフェイン常用してる人は利尿効果の影響はほとんどない、みたいなニュアンスだったかと思います。
じゃあ常用してない人はダメじゃん!と思うかもしれませんが、それらを普段飲んでない人は多分水分補給するときにわざわざそれらを選ばないと思うので、大丈夫です。
いつものやつ飲めばいいと思います。
ただ、甘みのある飲み物だと、美味しくてどんどん飲んでしまうような気がするので、それだけお気を付け。
ところで水分補給と言えば、カラオケとかに行くとドリンクバーでいろいろ飲むと思います。
同じく基本的には好きなように飲めばいいと思いますが、「歌う」ということを考えるならば、僕は「水」をオススメします。
まずジュースなどの甘みのある飲み物は、唾液が出ます。
歌ってて唾を飲み込みたくなるタイミングって誰でもあると思うんですが、大体その原因が甘い飲み物なので、甘くないものにするだけでだいぶ歌いやすくなると思います。
お茶は、お茶に含まれるカテキンに油分を分解する効果があり、喉の油的な潤いがなくなるので、喉が渇きます(この「渇き」は水分不足とは異なるものと解釈します)。
結果、歌うのによろしくない。
甘くなくてお茶以外となると、自ずとお水になる。
コーヒーはカフェイン云々の話になるので、上参照、お好みで。
ライブに行く人なんかはよく知ってると思いますが、ライブで歌う人ってみんな水を飲んでますよね。
それだ。
そういうことだ。
昔仙台のライブハウスで、炭酸水を勢いよく噴射して飲み込むパフォーマンスをしている人を見掛けましたが、まあそういう面白可笑しい人は置いておいて、基本的にはみんな水を飲んでますし、人によっては歌う前は乳製品を取らないだとか、そもそも歌う前は食事をしないだとか、私生活はマスクを常にしてるだとか、プロのアーティストと呼ばれる人達は人知れず喉のケアをしています。
今日も美声をありがとうございます。
戻りまして、例えば意中の子とカラオケに行くとなって、これは失敗できない!サビで唾が飲み込みたくなったらどうしよう!坂本君みたいに良いとこでゲップが出たらどうしよう!『魔王』歌うしかないかな!?みたいな心配があるようでしたら、お水を選ぶと良いと思います。
ただ、ドリンクバーでわざわざ水を選ぶ人はなかなかいないと思いますから、取り巻きに「お前何マジになってんだよwww」とイジられる可能性だけは考えておいた方がいいかもしれません。
そういうときは、うるせーおれはマジなんだ、くらい言ってやるといいと思います。
でも相手が落ちるかは別問題(悲しい
ちなみに僕はよくメロンソーダを飲みます。
普段甘いものを飲まないので、カラオケくらいいいじゃない?って思って。
つまりは、今回の話はまあそれくらいのものである、ということですね。
でも自分の番が近くなったら口をつけない、みたいな小さな配慮は人知れずしていたり。
何事も臨機応変に、ですね。
完