スピルバーグ監督がオススメしてた『オズの魔法使』観てみた

この記事は3分で読めます

昨日は『オズの魔法使』という映画を観ました。

1939年と大変古い映画でありますが、邦題はこれで間違いありません。

オズの魔法使“い”ではなく、正しくは『オズの魔法使』なのだそうです。

 

実は古い映画ってあんまり得意ではなくて、でもあまりにも有名だから一度は観ておこうと思ってて、確か2回くらいDVDを借りたことがあったと思うんですが、2回とも観ないで返してしまいました(笑)。

もちろん「やっぱりいいや」とかって思ったのではなく、確か単純に観る時間を取れなかっただけだったと記憶していますが、うーん、でも多分そんなことってないよね。

だってレンタルって1週間なんだから、1週間の内に映画が観れないなんてことはない。

だから、恐らく借りたのはいいものの、なんだかんだ観る気にはならなくて、ダラダラと過ごしてたらいつの間にか返却日になってたとかそんな感じだったかもしれません。

「観たい」という気持ちがちゃんとあるのなら、無理にでも時間作って観るものですからね、映画って。

 

さて、そんな僕が何故に今になってちゃんと観ようと思い立ったかと言うと、スティーブン・スピルバーグ監督がオススメしていたからです。

きっと映画好きの人なら誰でも耳に入ってると思いますが、今新型コロナの影響で自粛・規制が続いています(海外だと外出禁止令?なのかな?)

それに向けて「お前ら外に出んと、家で映画でも観ときーや」というクラブがスティーブン・スピルバーグ監督協力のもと発足されて、その中で最初にスピルバーグ監督が取り上げた映画がこの『オズの魔法使』だったのです。

 

つまり、僕はそれに乗っかっただけ。

あのスピルバーグ監督がオススメしているのならじゃあ良い機会だし観ようかな、というミーハー的な流れです。

 

で、実際観てみてどうだったかと言うと、いやー思った以上に面白かったです。

全然スピルバーグ監督に合わせるつもりはなくて、なんならやっぱり古さはありますから、なんだか「とんでもなく出来の良い学芸会」に見えなくもないんだけれど(失礼)、それだけに作り手の心が見えて気持ちが良かったです。

一生懸命良い映画を作ろうという心意気が見えて、映画好きとしてはなんだか心が幸せを感じます。

 

例えばですが、今は難しい演出とかって、一概には言えないけど、大体CGでやっちゃうわけじゃないですか。

でもこの頃(1930年代)はもちろんCGなんてありませんから、全部手作りです。

その手で作られたセットが、良い感じに「セット感」を出していて、良い意味で人が作ったものだというのが伝わってくるんです。

冷めるんじゃなくて、楽しくなる。

 

感覚的に言えば多分、「映画」を観ているのではなく「劇」を観ているのに近いのかな。

劇だったら当然CGなんて出てこないわけですから、手作りのセットの上で演じますよね。

そのことに関して誰も「やっぱり手作り感が否めないよな~」とかって野暮は言わないわけじゃないですか。

『オズの魔法使』もそれに近い領域だな、と思いました。

もちろんそれは「1930年代の映画」というのを前提としてのことですから、例えば今の時代にこういう手法で映画を作られたら、恐らく失笑物になってしまうと思います。

逆を言えばそれで今になって良い映画を作れたなら凄いんですが(『アーティスト』みたいな)、それをやる意味があるかどうかはわかりません。

でもそれで良さが出る映画があるならぜひ観てみたい。

 

映画って本当に「内容」だけじゃないよな、と思います。

『オズ~』を見てもそうだし、それこそ『1917 命をかけた伝令』みたいな、映画体験を大事にする映画もある。

ミュージカルだったら音楽に力を入れ、踊りに力を入れ、メッセージ性に力を入れます。

その力を入れているところに視点をフォーカスできるかどうかで、映画の楽しみ方で変わると思うんですよね。

 

例えばオチをはっきりさせずに終わる映画って結構あると思うんですが、オチてほしい人にとっては「は?何これ」みたいな映画になる。

でもそこで「オチの答えはぜひ鑑賞者に考えてほしい」という製作者側の意図を汲み取ることができたなら、ちゃんと考えて、その考えることに面白さがあることがわかります。

 

難解な映画もありますが、その難解さが癖になったりもします。

でもその難解ゆえに「つまらない」という人も出てきます。

映画の観方はもちろん人それぞれですから、強制はしないけれど、少し勿体無いなと思うような感想を見かけることもしばしば。

 

なんて、偉そうに語れるほど僕も観てないし、考えられていないので、まだまだこれからです。

 

「古い映画は得意じゃない」とも書きましたが、きっともっと古いのもいろいろ観れば、更に映画を観る視野って広くなるのだと思います。

少しだけ重たいけれど、少しだけ軽くなったので、これを機にもう少し広げてみようかと思います。

 

ちなみにだけれど、僕が好きなのは80年代90年代の映画です。

手作りなんだけれど、その手作りの質が極まってきてるあの頃の映画、CGに頼らない一流の仕事が見れるあの頃の映画が僕は好きです。

そしてそういう「リアル」にこだわるクリストファー・ノーラン監督の思想には、強く共感する部分がありますねー(遠い目)。

 

と、全然オズと関係のない話になってきたので、今日はこの辺で。

 

あ、最後に。

やっぱり『Over the Rainbow』は素晴らしい曲ですね。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。