今年初の映画『完全なるチェックメイト』を見て人生は短いと悟る
2020/11/01
最近あんまり映画を観れてなくて、やっと1本、今年初の1本目を観ました。
といっても映画館とかでじゃなくて、普通に家で、前に紹介したU-NEXTでなんですが。
タイトルは『完全なるチェックメイト』。
チェックメイトといえばチェス。
チェスの映画です。
チェスといえばぼくは小学生のときに少しかじってたことがあって、盤ゲームの中で一番馴染みのあるゲームです。
といっても完全に我流です。
独学。
確かパソコンの内臓ゲームとしてチェスがあって、それをわけもわからずプレイしていたのです。
で、そのゲームでは駒を選択すると動かせられるマスに明かりが灯りましたので、それを見て
「あ、この駒はこういう動きしかできないのか」
とか
「あ、今ここでチェックされてるからこの駒は動かせないのか」
とか
「あ、ポーンはまっすぐで駒を取ることはできないのか」
とか、理由はわからなかったけれど、とりあえずのチェスのルールを自分なりに解釈してやっていました。
だから、まあ超絶下手くそです。
もっぱらコンピュータとしか対戦してなかったので一般的な方との比較ではわかりませんが、多分普通に弱い。
ちなみにウィンドウズの内臓ゲームのチェスでは、レベル2、少し背伸びして言ってもレベル3が限界です。
そんな程度のぼくでしたが、何かのタイミングでチェス熱が再発して、なんか、強くなりたいなーと思ったんですよね。
なんか盤ゲーム強いのってちょっと魅力的じゃん?(爆)
将棋とか。
そうか、将棋を見てたときだったかな、わかんないけど。
それでチェスについてヤホーで調べてたら、ある凄いチェスプレイヤーを一人見付けたんですね。
ボビー・フィッシャーって知っていますか?(知ってるわ!
今日はそのボビー・フィッシャーについて調べてきたので、少しお話ししたいと思います。
時代はさかのぼること冷戦時代。
アメリカとソ連が対立していたときですね。
その時のチェスの世界チャンピオンがソ連のボリス・スパスキーさん。
そこに現れたのが、アメリカ人のボビー・フィッシャーという男だったのです。
彼は15歳にして(世界チャンピオンの次に凄い)グランドマスターの称号を手にした(世界最年少記録)、超が付くほどの天才君。
IQは187(らしい)。
アインシュタインで160~190と言われてるので、彼と同等レベルと言えるでしょう。
そんな世界レベルの天才君とチェスのほんまもんの世界チャンピオンが対決するというのだから、世界が注目したものです(知らんけど)。
しかもアメリカ対ソ連という構図。
これは冷戦の「代理戦争」とまで言われたそうです。
そんな国の威信をかけた男達のアツいバトル。
その様子を描いたのがこの『完全なるチェックメイト』なのです。
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そんなボビー君を演じるのは、『スパイダーマン』などでお馴染みのトビー・マグワイア君。
トビー・マグワイア君は相変わらずトビー・マグワイア君だったけれど、当然スパイダーマンでのいじめられっ子とは違った表情を見せ、見事にクールでいかれぽんちな天才君を演じていました。
少しずつ、ぼくの中でのスパイダーマンのイメージから離れてきています。
良かった良かった(何が
映画としてはそんないかれぽんちなボビー君のいかれぽんち具合を掘り下げながらも、チェスがどんなに強かったのか、どんな風に見られていたのか、期待されていたのか、どんな発言をしたのか、どんな表情をしていたのか、いろいろと史実になぞらえながら、少しの脚色もありつつ、映画として一本の作品に仕上げられていたのでした。
いいなー。
またチェスやりたくなってきたなー。
でも全然強くならないんですよね。
どうやったら強くなれるん?
やっぱりいろんな棋譜をたくさん読むべき?
チェスで棋譜って言うのかな。
それよりぼくは音楽の棋譜を読むべきだと思うわけで。
うーん。
人生って短いよね。
完