
最近ペペロンチーノの作り方を覚えて、しょっちゅう作っています。
どうしてしょっちゅう作るのかと言ったら、いつでも美味しいペペロンチーノを作れるようになりたいからです。
じゃあ実際いつでも美味しいペペロンチーノが作れているかと言ったら、これが意外とそうでもない。
普通同じ作り方をしたら同じような味になるようなものなのに、実際に作ってみると毎回味が変わるのだから料理というのは不思議なものです。
もちろん単純に僕の料理の技量が足りないのが原因でしょう。
同じように作っているようで、毎回どこかしらが大なり小なり違っていて、その違いが重なって味の違いを生んでいるのだと思います。
その味の違いが出ないように出ないように、作れば作るほどに美味しいものが作れるように、僕はしょっちゅうペペロンチーノを作ることにしたのでした。
例えば
「君のペペロンチーノが食べたい」
そんな風に誰かに言われて、いつでも美味しいペペロンチーノが提供できるようになりたいのです。
ちなみに何故ペペロンチーノなのかと言ったら、たまたまです。
もとより好きは好きであるのだけれど、特別他の料理より好きかと言ったらそういうわけでもありません。
作り方を知るきっかけがあって、それを見てみたら思いのほか行程が簡単そうだったので、実際に作ってみたらこれが美味い!となったのが始まりです。
でも「美味い!」と心の底から思えたのは一度だけ。
しょっちゅうとか言ってまだ5回くらいしか作ってない(笑)んですが、美味しいと思えたのは2回目に作ったときでした。
その感動が忘れられず、すぐに3回目を作ってみたのですが、これが微妙。
不味くはないけどなんだか微妙。
4回、5回と繰り返してもやっぱり微妙。
ああ、またあの2回目の時のような美味しいペペロンチーノが食べたい。
そんな思いを掲げて作り続けるものであります。
まあこれまで料理を全然してこなかったツケですね。
作り方が簡単そうなものでも、少しの違いでこんなに味が変わるのかと驚いています。
いや、簡単な行程のものほどその違いが如実に現れるのかな。
玉子焼きなんかもそんな風に言われているのを聞いたことがあります。
でも料理自体は面白いなと思うようになってきたので、懲りずにペペロンチーノを作り続けます。
そしていつか誰かに食べさせて「美味しい!」と言わせたい(笑)。
そうして自信を持って提供できるなと判断したら、また次の料理に移ろうと思います。
完
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