僕の「文章を書けるゲーム音楽」と「文章を書けないゲーム音楽」

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こんばんは。

今日は少し内容としては薄くなるかもしれませんが、気付いたことがあるので書きます。

 

僕は基本的に文章を書くときに音楽を聴きません。

昔は「好きな音楽をかけてた方が集中できる」と信じて聴いてたんですが、何かの本で「音楽は思考力を落とす」みたいなことが書かれてて、試しに流さないでみたら「本当だ!」と気付いたのでした(ちなみに思考を必要としない「作業」は、音楽をかけた方が効率が上がるらしい)。

 

まあ「音楽」という括りだと広過ぎるので、もう少し具体的に書きますと、日本語の歌が歌われてる曲は一層思考力を損なうなーと、体感としてあります。

でも何歌ってるかわからない洋楽とか、歌のないいわゆるインスト音楽だと、いくらかマシなように思います。

 

でも「これくらいの括りでも広過ぎるんだな」と最近感じたことがあったので、今日はそれを書きたかったのです。

 

何かというと、僕の言う「インスト音楽」って基本的にゲームの音楽です。

周りの音がどうしてもうるさくて集中できないときに、ゲーム音楽を流したりするのです。

で、ゲーム音楽と言ってもいろいろあるわけですが、面白いことに「文章を書けるゲーム音楽」「文章を書けないゲーム音楽」があることに気付いたのです。

それは脳科学的にだとか、音楽理論的にだとか、そういう詳しい話は僕にはわからないのですが、体感として「あれ?全然集中度合いが違う」という風に気づいたのです。

 

具体的に例を挙げていきます。

まず「文章を書けるゲーム音楽」『スーパードンキーコング』『聖剣伝説2』『聖剣伝説3』『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』などなどです。

反対に「文章を書けないゲーム音楽」「ファミコン音楽全般」「FFシリーズの植松伸夫さんの曲」『UNDERTALE』などなどです。

 

どうして同じゲーム音楽であるはずなのに、こうも集中力が変わってくるのだろうかと、大変興味深く思った僕は少し考えてみたのです。

 

前者は「環境的な音楽」で、後者は「主張的な音楽」なのではないか?って。

 

というのも、『聖剣伝説2』『3』の作曲家である菊田裕樹さんが何かのインタビューでこう言っていたのです。

「ゲーム音楽はプレイヤーの耳に残ったらダメだと思うんです」

言葉は違っていると思いますが、大体そんなようなニュアンスのことをおっしゃっていました。

僕はそれを聞いたときに「何をおっしゃいますか!あんなにも素晴らしい音楽群を作っておきながら!」と思ったものでしたが、事実「作業用BGM」として流すと本当に環境的であるように思えたのです。

 

反対に後者の場合。

ファミコン音楽って「3音+ノイズ」の音しか出せないので、和音の表現には限界があり、基本的にメロディが主体になります。

だからメロディで音楽を盛り上げることになるので、どうしてもメロディが目立ってくる。

そういった意味では全然「環境的」ではなくなるわけです。

主張が強くなる。

 

FFシリーズの音楽を手掛けた植松さんの音楽も、ファミコン時代から作ってるからか、同じような印象を受けます。

僕は植松さんの音楽が大好きで、彼の音楽をきっかけに楽器を始めた口ですが、環境というよりは、まさに「聴きたい音楽」であり「弾きたい音楽」なのです。

耳に残る素晴らしい音楽である、と。

だからこそずっと語り継がれる名曲が数多くあるのだし、今もこうしていろいろな人が、いろいろな楽器で演奏されているのだと思います。

 

『UNDERTALE』も一緒です。

ゲーム性、ストーリー性と一緒に音楽が評価されているゲームですが、それは音楽として1つの作品になっているからだと思います。

凄く耳に飛び込んでくる。

 

もちろんそれぞれ全部が全部そうだとは言いません。

菊田さんの音楽にも目立つものはあるだろうし、植松さんの音楽にも環境的なものはあるでしょう。

あくまでも全体的な印象としての話です。

 

そしてこれは、どっちが音楽として優れているか、という話でもありません。

環境的だから優れているというわけでもないし、主張的だから優れているというわけでもない。

 

ただ、「「作業用BGM」として流した場合」という文脈で考えたとき、環境的な音楽を(意図的に)お作りになられた菊田さんの音楽などなどが、僕には合っているなと思ったのでした。

ここまで触れませんでしたが『スーパードンキーコング』とか『~LOM』も同じです。

ドンキーコングのデビッド・ワイズさんの音楽は、聴けばまさに環境に合わせた音楽のように感じるし、LOMの下村さんの音楽も、メロディは滅茶苦茶綺麗なんだけれど、柔らかくて、まるで場面に溶け込むような印象を受ける音楽です。

心地良い。

 

繰り返しになりますが、脳科学だとか音楽理論だとか、あるいは周波数の問題ですとか、そういう実際の専門的なことはわかりませんし、きっと人によって受ける印象も、感じ取り方も違うと思います。

僕とはすっかり逆に感じる人もいると思います。

だから一概には言えない話ではあると思うのだけれど、もしあなたが「作業用BGM」なるものを頻繁に流すようなお人でしたら、同じような視点を持って流してみてはいかがでしょうか。

もしかしたら自分の場面に合った最高の音楽が見付かるかもしれません。

 

僕ももうちょっと聴き回ってみようと思います。

 

音楽って面白い。

 

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