気付いたら『進撃の巨人』のべた褒め記事になってた

この記事は3分で読めます

こんばんは。

昨日『進撃の巨人』の32巻を買って読んでたんですが、いやー本当面白いですね。

本当面白いですねなんて安い言葉で語ってはいけないほどの漫画であるとは思いつつも、実際それ以上の感想が出てこないのもまた事実だったりします。

 

本当に面白い。

 

僕がこの漫画を読み始めたのは確か単行本が6巻まで出てた頃だったかと思います。

そこから最新巻が出る度に買うようになったのですが、今となっては32巻ですか。

あんなに続きが待ち遠しかったものが、いやはや早いものですね。

 

恐らく共感してくれる人って結構多いと思うのですが、本当に面白い漫画って、単行本を読んでるときに、どんどんと残りのページ数が少なくなっていくことに恐怖を覚えませんか?

恐怖っていうか、あー終わっちゃう!いいところなのに!まだ終わらないでくれ!みたいな気持ちです。

で、うわーここで終わりかよー!っていう気持ちを残して終わるんです。

 

そして次の巻が出るのが待ち遠しく、出たら当然すぐさま購入。

でも買ったら買ったですぐに読むでもなく、前の巻、どころか、前の前の巻辺りから復習したくなるってこと、ない?

何か伏線が張られていたことを忘れないように、見落としがあってはことだから、入念にチェックしてから、余すことなく楽しめるように準備してから最新巻を読むんです。

 

そんな風に全力で楽しめる漫画って、今までにもいくつかありました。

それこそ『ワンピース』だったり『キングダム』だったり。

でもほとんどの漫画って「ピーク」みたいなものがあって、それを過ぎると、大体キャラクターが多くなり過ぎたりして、ごちゃごちゃしてきて楽しめなくなる、なんてことがよくあります。

進みが遅いだとか、展開が二番煎じになっちゃうとかね。

そうなると、結末が気になるので物語こそ追うけれど、単行本が出揃ったら一気読みすればいいかな、なんて気にもなってきます。

 

でもいつまでもそうならない漫画って、僕の中で『進撃の巨人』以外思い付かない。

強いて言うなら『ハンターハンター』が挙げられますが、まああれに関しては、まあ、うん、ね。

 

『巨人』は毎巻、適度に進んで適度に謎が解消されて適度に謎が残されるので、楽しいし、気になるんです。

そのバランスが本当に絶妙で、一体どこまで物語考えた上で漫画描いてるんだろうなーと凄く興味を持っています。

伏線も非常に上手で、これはなんかあるな、って気付くものから、全く予想外のものまである。

それが回収される度に「なるほどそういうことだったのか」と、またアハ体験に快感を覚える。

 

お母さんのくだりとか凄いよね。

リヴァイ兵長の「選択」に関する持論とかも、随所にそれを思わせる「選択」が出てくるし。

エルヴィンとアルミンの魅せ方も上手いし、マルコの死すら物語があるなんてなー。

 

伏線と言えば『ワンピース』もあちこちにありますが、尾田さんはわりと思い付いたのを「思い付いちゃったから」みたいなノリで描いてるイメージです(もちろんあらかじめ考えてたのもたくさんあるでしょうが)。

大筋はちゃんと考えてありつつ、思い付きのネタも出し惜しみせず入れていくような印象です。

 

一方『巨人』って、不思議と「ちゃんと考えてそう」と思わせる伏線なんですよね。

1から10まで全部考えてあって、それを丁寧に見せて、丁寧に回収してるイメージを持ちます(もちろん実際のところはわからないけれど)。

 

僕はそういう「練られた物語」みたいなのが好きで、例えば『鬼滅の刃』とかも滅茶苦茶人気ですが、僕は全然あれハマらなかったんですね。

この文脈で言うと、練られた物語に感じられなかったからです。

なんというか、思い付きでポンポンとイベントをぶっ込んでいくイメージを持ちました。

 

物語が練り込めないというのは、週刊雑誌で連載するともなればある程度は仕方がありませんが(『ハンターハンター』を除いて)、だからこそ『巨人』は凄いと思うのです。

一体連載が始まる前にどれだけ考えてあって、どれだけ連載中に考えていったのかなって。

かつ見せ方が上手いので、惹き込まれる。

設定だけ面白くても「漫画」が下手では惹き込まれないですからね。

 

もちろん最初は絵がお世辞にも上手とは言えないものでしたし、それで「読む気にならない」という人がいるのもわかります。

でも絵が上手下手ということよりも、漫画の見せ方の上手下手の方がずっと重要だと思うのです。

絵が上手なだけで人気漫画になるわけではないし、絵が下手でも設定が面白く漫画としての見せ方が上手なら人気になります(『ワンパンマン』の原作みたいに)。

『ハンターハンター』が下書きみたいな絵でジャンプに掲載してたときだって、ずっと読まれ続けていたのはまさに漫画の面白さがあったからです。

悔しいけど、面白いのです。

 

『巨人』も、絵は上手じゃなかったけど、漫画としての面白さの見せ方が上手だったように思います。

どんどん続きが読みたくなる。

そしてその面白さが今なお継続中だというのだから、凄いことだなーと思うのでした。

むしろクライマックスに向けて盛り上がりを感じる。

このまま中だるみせず終わったら、それこそ語り継がれる漫画になるんじゃないかな。

 

結末が楽しみです。

 

もちろん『ワンピース』は『ワンピース』で楽しみですが。

 

『ハンターハンター』はきっと結末なんて見れないんだろうなー(遠い目)。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。