あのね……スマホ脳になっちゃったみたい(照れ)
2020/08/04
こんにちは。
「SNSはやめてもブログは書く」という風に宣言したわけですが、それについて少し書いてみようと思います。
SNSは、なんというか、お手軽過ぎるのです。
どこにいたとしても、ものの数秒で投稿できてしまう。
そしてそれが当たり前の場所です。
軽い気持ちを軽く投稿する。
なう、つって。
古いか。
だから、まさにどこで何をしていようとも、無意識にSNSのことを考えてしまって、それをベースとした生き方になっているような気になったのです。
そして投稿したら投稿したで、なんだか反応を意識しちゃう。
求めていないつもりでいても、何かを求めちゃう。
そうやっていつまでも心はSNSにあるような気分です。
一方ブログは、基本的に僕はパソコンでしか書かないので、常に意識にある、ということはないのです。
まあ「帰ったらこれについて書こう」とか、そういう発想に至ることはありますが、今すぐに投稿しなきゃ!ってこともないし、何より反応を期待しないで済む。
精神衛生上、非常に楽なのです。
例えばSNSは、食事中に「今これ食べてる」みたいなことすら投稿しちゃいますが、ブログでそれはまずない。
ラーメンを注文して、届いたらまず写真を撮る、なんて光景は今の時代当たり前ですが、ブログでそれはない。
仮に「ブログで後々投稿したくて撮る」みたいなことがあったとしても、意識は目の前のラーメンですから、同じ「ラーメンを撮る」であっても本質的には違うと思うのです。
そして何より思うのは、SNSはお手軽でありながら、その実、時間を取られるのです。
最初は「SNSを止める」ではなく「SNSの投稿を止める」というだけにしようと思ったのですが、やっぱり人様の投稿が気になってしまいます。
人様の投稿が気になると、延々と見てしまいます。
少し経ったら「誰か何か書いてないかな」とまた見てしまいます。
この感覚もどうにかしたい。
朝起きてとりあえずチェックしちゃう。
出勤のときに見ちゃう。
休憩中も見ちゃう。
帰ってきても見ちゃう。
寝る前も見ちゃう。
「いやそういうもんだろ」と言われればそれまでですが、その不毛とも言える時間をひとまとめにしたら何分くらい、あるいは何時間くらい時間を捻出できるだろうかと思ったのです。
そして不思議なもので、実際にSNSをチェックしてる時間以上に、それによって集中力が散漫になってるような感覚もあります。
というのも、朝起きたらすぐに本でも読めばいいところを、一度SNSの類をチェックしてしまったばかりに「もっと何か欲しい」という気持ちが溢れてしまって、例えばYouTubeをチェックしてみたり、ウェブニュースをチェックしてみたり、ウェブ漫画をチェックしてみたりしてしまう。
そうやって別の何かをチェックし終えても満足感は得られず、またTwitterやらインスタやらのSNSに戻ってくる。
そこまでしっかりしたサイクルはできていませんが、少し近いものは正直感じています。
ほとんど依存です。
結果時間がなくなり本は読まない、みたいな。
そうやって、いわゆる「意志力」と呼ばれる貴重なものを無駄遣いしているような気がするのです。
だから、もうこれは、SNSそのものから離れるべきだな、と思ったわけです。
もうちょっと正確に言うと、自分が求める情報を得る為にネットの世界に飛び込むのは良しとして、それ以外は極力止める、という風に自分の中で設定しました。
例えば「何かの情報を調べたい」となったら、それについて調べることはやむなし。
むしろそれは調べるべきだと思います。
でも何も欲していないのに、ただなんとなしにスマホをいじるということは、絶対にしないと決めたのです(少なくとも1ヶ月は)。
まず自分の中で「何故スマホをいじるのか」という「目的」が明確になってから取り出すことにしたのです。
して実際にやってみてどんなもんかというと、恐らく現段階での僕の脳みそはスマホ脳になっていますから、体感的に何か変化を感じてるということはありません。
いまだにSNSの類がチラつきます。
こればっかりは脳の機能の問題ですので、やっぱりリハビリとも言えるような、ある程度の期間が必要なように思います。
とりあえず1ヶ月継続するつもりなので、その間で何か変化が感じられるようでしたらまた何か書きます。
で、「なんでそこまでしてるのにブログは書くわけ?」ということについても言及するつもりだったのですが、ちょっと長くなっちゃったので、それはまた次回にしようと思います。
では。
完