『スパイダーマン: スパイダーバース』の感想

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アメリカでのキャラクターの扱いというのは、日本とは大きく異なっています。

どんな風に異なっているのかと言うと、同じキャラクターをいろいろな人がそれぞれの設定で、漫画にしたり映画にしたりするのです。

 

つまりAさんの描くスパイダーマン、Bさんの描くスパイダーマン、Cさんの描くスパイダーマンという感じで、いくつものパターンのスパイダーマンがいるんですね。

で、それらはそれぞれで設定が異なっている、と。

例えばサム・ライミ監督のスパイダーマンは何も付けずに糸を出しますが、マーク・ウェブ監督のスパイダーマンは機械を手首に付けて糸を出します。

それとはまた別に『アベンジャーズ』に絡むスパイダーマンがいますが、彼はトニー・スターク(アイアンマン)にスーツをもらいます。

という感じで、同じスパイダーマンではあるんだけどそれぞれは全くの別人、という風な扱いになるのです。

 

いわゆるパラレルワールド(並行世界)というやつですね。

日本で言えば、いろいろな設定の悟空がいたりルフィがいたりする、というなんとも不思議な感じです。

 

で、今回の『スパイダーマン: スパイダーバース』は、そんな別々の世界に存在するいろいろなスパイダーマンが一つの世界に集まる、という夢のようなアニメ映画なのです(漫画ではすでにある)。

正確にはスパイダーマンではなかったりするのですが、まあとにかく、スパイダーマンらしいキャラが一堂に会するわけです。

そしてそれと同時に、新たなスパイダーマンの誕生を描く映画でもあります。

 

 

さて、そんな風に書くと「それぞれのキャラのことを知っていなくても楽しめるものなのか」と心配になる方もいるかと思います。

その点は大丈夫、ぼくも本家のスパイダーマン以外のキャラは知らなかったけれど、十分楽しめました。

というか、スパイダーマン映画で一番面白かったと言っても、言い過ぎではないくらいに面白かったです。

それくらい映画自体の出来がいい。

もちろんそれぞれのことを知っている方がより一層楽しめるのだとは思いますが、映画の中でそれぞれについて簡単な説明がしっかり入るので、心配する必要はございません。

 

スパイダーマン誕生の流れも描かれているので、初めて観るスパイダーマン映画としてこれを選ぶのも十分ありでしょう。

アニメということもあって、実写で描かれるような痛々しいシーンもなく、お子さんにも楽しみやすい映画かと思います。

敵に追い掛けられる(結構)怖いシーンもあるけれど、ある程度は映画には付き物です、思い切って子供に体験させましょう(無責任)。

 

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