僕がタバコにカニして思うこと(誤字
こんばんは。
僕ってタバコ吸わないんですよ。
「今は吸ってない」とかじゃなくて、吸ったことがないんですよ。
吸ってた時期とかないんですよ。
なんなら1本も吸ったことないんですよ。
よく友達とか先輩に「1本どうよ?」って勧められるって話を聞くし、実際何度か誘われたこともあるけれど、それも全部断ってきたんですよ。
って言うと結構驚かれたりもするんですよ。
「え?1本も?」ってよ(急にフランク
だから「さぞタバコの臭いとか嫌いなんじゃなかろうか」なんて思われると思うんですよ。
でも最近よく思うんですよ。
「あ、タバコの臭いって嫌いじゃないな」ってよ。
昔は嫌だなって思ってたんですよ。
それこそ体に悪いんじゃないかってよ。
副流煙じゃないかってよ。
なんで吸ってる本人より周りの人間の方が体に悪いんだってよ。
そんなのぷかぷかさせてるんじゃありませんよってよ。
でもね、嫌いじゃないなって思ったんですよ。
よくよく冷静にタバコの臭いに包まれていると、一体絶対どうしてこうして、なんだ、意外と良いものじゃないか、なんて思ったりしたんですよ。
それもこれも、恐らくタバコの臭いが充満してる空間に入り浸ってた時期があるからかもしれないんですよ。
というのも、僕は中学生の頃からしょっちゅうゲーセンに行ってたんですよ。
高校に上がったらバンドを始めて、周りではたくさんのバンドマンがタバコを吸ってたんですよ。
スタジオでもタバコの臭いが漂ってくるし、ライブハウスなんて凄いもんですよ。
今でこそクリーンな空間が保たれるようになったかもしれませんが、それはそれはあちらこちらでタバコの臭いが漂ってくるところで僕は育ったんですよ。
だから、なんか懐かしいんですよ、タバコの臭いってよ。
あんまり香らなくなった今だからこそ、なんだか懐かしいんですよ。
でもね、僕は未来永劫吸わないんですよ。
だって、体にも悪いし、経済的にも悪いし、何より1本吸ったらはまっちゃいそうでよ。
だって「良い臭い」とか言い始めてるんですよ。
こんなん1本でたちまち天国ですよ。
だから、その1本だけは死守しようと決めてるんですよ。
つまり、未来永劫吸わないことを誓ってるんですよ。
「そんなこと言ってそろそろ興味持ってきてるんじゃないのよ」と思われるかもしれませんが、大丈夫、ずっとタバコ的環境に入り浸ってたのに、いまだに1本も吸ってないんですからよ。
ここまで来たら意地でも吸わないよ。
というかそもそも「吸いたい」という感覚も知らないし、今のところ実際のところそう思ったことも一度もないので、大丈夫ですよ。
もちろん「興味がない」と言ったら真っ赤なお鼻の嘘になるけれど、その興味を満たすためだけに人生狂っちゃうと言っても過言ではない変化があるような気がするものに手を出す気にはならないのですよ。
だから、僕はいつまでもクリーンなのですよ。
ちなみにお酒も飲まないので、僕の体はとっても綺麗ですよ。
なんなら健康診断をしたときに先生に「綺麗な体してるね(はあはあ)」って言われたことありますからねよ。
今ここに恐竜さんがいたならば、きっと僕が美味しいと思うんですよ。
何?身体が細いから食べ応えがないってよ?
バカヤロウが、カニさんだってあんなに細い体で食べるところ少なくても美味しくて世界中の人が食べ漁ってるじゃないかよ。
問題は量じゃない、質なのさよ。
つまるところ僕はカニだ、そうカニさんなのさよ。
君は何さんよ?
お袋さん?(何が
あ、いや。
なんでもないです。
完