『UNDERTALE』という任天堂に認められたインディーズゲームについて

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こんにちは。

僕達はいろいろなものを通して「物語」を楽しみます。

例えば映画や漫画、ゲームや小説、アニメや演劇などなど、様々なもので物語が表現されるものかと思います。

 

しかしながら、その「物語」が良ければ何で表現しても良いということにはならないと思います。

と言うのも、映画には映画に合ったお話があるものだし、漫画には漫画にあったお話があるものです。

 

例えば神的に面白い漫画があったとして、それをそのまま実写映画化したところでそれが果たして神映画になるだろうか?というと、ならないことはご周知のことでしょう。

もしそれを映画として表現したいのであれば、それ用に、それに合ったように作り直さなければならない。

 

漫画・アニメならば

『名探偵コナン』という漫画・アニメがございます。

それをいつだかドラマだかなんだかで実写化したと思いますが、流石に高校生の工藤新一が主人公だったかと思います。

 

そう、それでいい。

 

仮に小学1年生の江戸川コナン君が主人公で実写化したとしましょう。

小学1年生の子役がモーター付きスケボーに乗って車を追い越していきます。

死体の周りに小学1年生が5人くらい集まって談笑します。

小学1年生が女子高生に向かって「死ぬときは一緒だぜ」とか言います。

 

言わずもがな、滑稽です。

そんなのは臭くて臭くてぷんぷんにおう(何が

コメディ作品かと思われます。

 

でもこれがアニメだと許せちゃうのだから不思議なものです。

バックに「うつむーく~そのせーなーかに~♪」とか流れてくると、不思議と格好良く見えてしまう。

 

そんな風にして、お話が良ければそれで良し、ということには必ずしもならなくて、その表現方法に合ったお話がきっとあるものかと思います。

 

映画ならば

ここ最近の映画で言うならば『1917 命をかけた伝令』が最たるものでしょうか。

こちらの映画は、全てを語ろうと思ったら長くなるので簡単に説明しますが、戦争映画で全編ワンカット(風)に作られています。

つまりシーンの暗転がなくて、場面が切り替わるタイミングがないのです(正確には一度主人公が気絶しますが)(そしてあくまでも「風」ですが)。

 

それによって没入感だとか、臨場感だとかが増すという風に考えてもらえれば良いのですが、これって実写映画でしか表現できないんです。

当然アニメでもダメだし、ドラマでもダメ。

映画一本で最初から最後までシーンが繋がっているからこその演出であって、その演出あってこその物語であり、戦争の臨場感がこの上ないほどに出るわけです。

他じゃダメなのです。

 

小説ならば

小説なんかも一緒です。

僕はあんまり小説を読まないので具体的な例をパッと出すことはできませんが、よく「実写化不可能」みたいなうたい文句のついた小説があったりするものかと思います。

それが具体的にどういう意味でうたわれてるかはわかりませんが、少なくとも視覚的な情報がないので、AさんとBさんが実は同一人物だった!みたいな表現はできたりしますよね。

文字だけだからこそ見せられる世界があるわけです。

 

そしてゲームならば

するってーと、ゲームにもゲームでしか表現できない物語があるものだろうか?というと、ありました。

それが『UNDERTALE』です。

 

 

僕もずーーーーっと前から噂を聞いていて、いつかやろうと思っていて、でもなんだかんだやっていなかったその謎に重たい腰をようやく持ち上げて、ついに最近やってみたのですが、滅茶苦茶良かったです。

何が良かったって、もちろん物語です。

これは間違いなくゲームでしか表現できない物語であり、ゲームでしか得られない感動です。

ゲームを普段やらない人も、ぜひこのゲームだけでもやってみてほしい!とさえ思うゲームでした。

 

今までにも物語がいいなと思うゲームはもちろんありました。

PS2でゲームが一旦止まってしまった身としてはそんなに例を挙げられないのですが、MGS3も良かったし大神も良かったしKHシリーズも良かった。

けれども、それぞれの物語は、例えば映画でも描けるものだったと思うし、アニメでも描ける物語だったと思います。

そのシーンとシーンを繋ぐ場面がゲームになっている、という印象で、必ずしもその「ゲーム場面」が必要であるようには思われない。

 

でもこの『UNDERTALE』は違ったのです。

プレイヤーは主人公になって、自分なりの選択をして、それによって物語は微妙に変化し、エンディングも変わってくる内容になっています。

そしてゲームでしか描けない演出が随所にあって、それは映画でもアニメでも漫画でもダメなものなのです。

ゲームでなくてはならないのです。

くどいようですが、ゲームの為に練られたお話だし、ゲームを楽しむ為のお話なのです。

 

僕が真っ先に思い浮かんだ言葉は「こんなゲームやったことない」でした。

まあ単純に僕がゲームを知らないだけかもしれませんが(笑)、少なくとも僕にとっては今までやってきたどのゲームにもないゲーム体験だったのでした。

 

上に貼ったトレーラー映像はスイッチのものですが、PS4でもできるので、お持ちの方はぜひぜひ。

 

おまけ

ちなみに『UDNERTALE』は、元々海外のパソコンのインディーズゲームだったのですが、あまりの人気にスイッチ・PS4などに移植され、更にはスマブラのMiiファイターコスチュームにも作中のキャラ(サンズ)が追加されました。

これがいかに凄いことであるかというのは、きっとわかる人にはわかることでしょう。

そしてそのことが発表されたときの海外の反応を見ていただければ、その人気の高さがうかがえるかと思います。

 

いいなー。

僕もこういうのリアルタイムで体験して、絶叫したい。

 


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