映画『アメイジング・スパイダーマン2』の感想

2014 The Amazing Spider-Man 2
映画館には行かなかった『アメイジング・スパイダーマン2』
「『アメイジング・スパイダーマン』よりサム・ライミ監督の『スパイダーマン』の方が面白いよ!」
みたいなことを、『アメイジング~』の感想で書いたわけですが、じゃあ続編まで観ることないじゃないか、と思われるかもしれません。
事実、そんな風に思って、ぼくは劇場では観ませんでしたのです。
ほとぼり冷めて、DVD類が出て、レンタルが新作・準新作じゃなくなったくらいに観ればいいか、というくらい、言ってしまえばそんなに興味を持たなかったというのが正直なところです。
それは何よりも、1作目がそんなに好みではなかったから、というのは言うまでもないでしょう。
しかしながら、たまに続編が最高に面白いパターンもあるじゃないですか。
続編が最高に面白いパターンだったとしたら、これは1作目の『アメイジング~』もオススメできるってもんだ、なんて思ったわけですね。
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続編が面白い映画
「続編が面白い映画」というテーマだけで記事が1つ書けるほどに長くなる話なので、今回は凄く簡単に書きますが、そうですね、代表例は『ダークナイト』。
それと『ターミネーター2』とか『エイリアン2』。
古いと『ゴッドファーザーPARTII』なんかもありますね。
そう、最近だったら『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』ということになりますか。
そうして2作目が面白いと、それをオススメする場合、
「2作目を最高に楽しむために1作目も観ておくといいよ!」
と言わざるを得ませんから、もしかしたら『アメイジング・スパイダーマン2』も最高に面白い可能性もあるなーと。
そんなメンタリティで臨んだ次第であります。
そうそう、サム・ライミ監督のスパイダーマンも2作目が一番人気ありますからね。
『アメイジング・スパイダーマン2』はどうだったか
で、実際『アメイジング~2』はどうだったか。
んー
微妙でしたねー(苦笑)
面白くないわけじゃないけど、特別面白いわけでもないと言いますか。
これは内容にまで触れたほうがいいのかしら。
んーそうですね。
具体的にはピーターとグウェンちゃんの関係性が、サム・ライミ版よりなんというか、ちょっと面倒臭い。
いや、面倒臭いというか、お父さんとの約束すぐ破ったり、でも簡単に別れたり、簡単に復縁したり、簡単に別れたり(あれ?)、簡単に一生守るとか言い始めたり、1つの映画の中でコロコロ2人の関係が変わってって、んーまあやっぱり面倒臭いんだな(爆)。
しかもオチもあれなんで(内緒)。
敵も頑張って新しく2人も出したりなんかしちゃったりして、唐突のハリー・オズボーンの登場には苦笑い。
サム・ライミさんが3作掛けて描いた流れを『2』だけでやろうとしたもんだから、こう……「親友との戦い」っていう葛藤ドラマみたいなものもなくて、ちょっと薄い感じがします(デハーン君の変貌ぶりには感服(いろんな意味で))。
いや、そもそも『アメイジング~』では親友じゃないのかな。
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『スパイダーマン』と『アメイジング~』
要約しますと、映像とか戦いとか、全体的に派手な感じはしますから、アクション映画としては申し分ない気もするのですが、「スパイダーマン」っていうヒーロードラマという意味では散漫な気がします。
となると、やはりここでもサム・ライミ監督に軍配が上がるかなー。
「映画同士を比べるなよ!どっちも面白い!それでいいじゃないか!」
というのもわかります。
わかるのですが、でもほら、今の時代昔の映画もすぐに手に取って観れるわけじゃないですか。
もう少しでアベンジャーズ絡みの『スパイダーマン:ホームカミング』も公開されるわけですし、また少しスパイダーマンの注目度って上がってると思うんですよね。
その時、
「『スパイダーマン』と『アメイジング・スパイダーマン』のどっちを観ればいいんだろう?」
という人も中にはいると思うんです。
それだったらば、ぼくはサム・ライミ監督のスパイダーマンを強く推すよ!ということが言いたいのです。
で、2作目もサム・ライミ版の方が良さそうだから、続編まで考えてもそっちの方がオススメだよ!と。
ここで『アメイジング~2』が最高に面白かったらかなり悩みどころでしたが、杞憂でしたね(爆)。
というわけで。
観たければどうぞ!(雑
完
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